夏になると、このグラウンドにきて
ぼんやりする。
風が通ると、夏ではないような
涼しさを感じられ
18歳ぐらいのことを思い出して、
また消して今を見る。
今を見れない未来はないし、
過去から学ばなければ、今はない。
それが世界の約束だってこと、
もういい加減わかってて、それでも
何にも変われないでいる。
毎年毎年、花火をするとき
これが最後かもといつも思いながら。
今年はまだここで花火をしていないし、
通り過ぎる時間も眺めていない。
隣にいる人は、変わっても
あたしはあたしなんだってこと。
水面に映る街頭は、ゆらゆらと
それを物語る。
