今回は「レコーダーのタイプ別、傾向と対策」です。

前回 で、買うべきはBDレコーダーと断言しましたが、お店に行けばズラリとレコーダーが並んでいます、

その中からどれを選ぶべきなのでしょう。

と、その前にレコーダーを大雑把に分けてみます。


1、シングルチューナータイプ  ――7万円前後
 もっともシンプルなタイプです。普通にHDDへ1つの番組を録画します。HDDへ録画できる時間は、放送してるまんまの画質で、およそ30時間強。


2、Wチューナータイプ ――9万円前後
 シングルチューナーと録画できる時間は変わりませんが、HDDへ同時に2つの番組が録画できます。


3、Wチューナー+中容量タイプ ――11万円前後
 録画できる時間が60時間程度になります。


4、Wチューナー+大容量タイプ ――13~20万円前後
 録画できる時間が100時間程度になります。


以上、4種類。

で、ここからどれを選ぶかですが、これは使う人の環境によって変わります。全部書いてたら、めっちゃ長文になるので、ポイントだけ抜き出します。


・2人以上で使うならWチューナー
W録画は便利である以前に、「俺が予約してたのに、勝手に別番組の予約するなよ!」というトラブルを回避できます。夫婦関係を円満に保つためにも、Wチューナーがオススメです。

・VHSの「上書き派」なら中容量まで
ビデオテープに録画してた時、数本のテープに上書きを繰り返してた人。つまり、録画したものを1回見て満足できる人なら、60時間ほど録画できればやりくりできるハズです。それでもVHS30本分ですし。

・VHSの「貯める派」なら大容量も
レコーダーは先ずHDDへ録画して、残したいものだけBDへダビングする、という使い方になるのですが、はっきり言っておっくうです。なら容量も余裕を持って。


以上、ポイント3つに絞ってみました。

アオタツは周りから「どういうのが良い?」て相談受けることがあります。

で、ひとつ例をあげると、ある人の家族環境は「夫婦+子供一人で、上書き派」でした。

上記と同じアドバイスをして、選んだのは当時10万円ほどのWチューナータイプ(30時間)。

あとから言われたのは「およそ満足だけど、容量はいくらあっても足りないね」とのことです。

番組表から録画できるので、予約自体が増えるっていうのもあるかもしれません。


このポイントを参考にして、お店でしっかり選んでみてください。