私ががん治療で入院している時に

遠い親戚の人もがん治療で入院

同じ部屋で出会い

そこから約3年間

共に頑張ってきた記録を

残したいと思います


共に治療を頑張ってきた人を
Kさんと呼びます





https://ameblo.jp/aospirit/entry-12828475302.html





以前、Kさんのお家に行って

いろんな話を聞いてから




その後もたびたび

会える時は

話を聞いた




彼女は大きなお家に一人暮らし

けれど昔からの地域で

お年寄りが多く住む土地




町内会があり

回覧板があり

近くのお宮(神社)掃除があり

ゴミ当番があり




ご近所さんと触れ合うことの多い土地




ご近所さんのお付き合い次第で

住みやすくも住みにくくもなる




ご近所さんの中には

意地悪ばあさんもいたりする




ゴミ当番に当たれば

燃えるゴミをいちいちチェックしては

燃えないゴミも入れてあるゴミ袋から

その物を取り出し


ゴミ当番のKさん家にピンポンし

この犯人を捕まえろ

と言われたこともあるそう




町内の班長を決める時も

私は年寄りだからムリ

腰が痛いからムリ

足が痛いからムリ

小さい子供がいるからムリ


などとみんな断り

Kさんが断れずに班長になったりもした




そしてこの年も

抗がん剤治療をしているのにもかかわらず

お宮掃除の担当になってしまったと言う




お宮さんの担当になれば

全ての行事のお手伝いはもちろんのこと

月に何回かは

お宮の掃除などで朝早くから

出かけなければならない




抗がん剤治療をいくつかして

会社通勤して

体が疲れるのに

断れないなんて…




嫌だ嫌だといいながら

受け持った




私は

もうはっきりご近所さんに伝えたら?

と言ったが

言ったところで…と諦めていた




人が良すぎるよKさん