皆さま こんにちは
青柳沙耶です

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最近面白い本に出合ったので

今日はそのご紹介です。

 

「好きなようにしてください」

 

 

変なタイトルですよね。

 

著者の一橋大教授 鏑木健さんが

「Newspics」という

ビジネス情報に特化した

ニュース配信サービスでやっていた

「読者からのキャリア相談」企画

が一冊の本にまとめられたものです。

 

著者はまず一言

「好きなようにしてください」と

答えるのですが、

 

その後に続く余談が

痛快でとても面白い

 

読者からの相談は

ほんの一言なので

相談の詳細や、背景などは

わからないまま答えるという

難しいQAながら

 

著者の仕事論から

繰り出される解説は

ご本人が会社の社内政治や

経営者としての苦難を

経験されていなくても

 

答えが若干偏っていても

 

一本通った仕事観が

鮮やかに明確に示されていて

 

話として十分面白く

読みながら何回も

笑ってしまいました。

 

こんな風に

痛快に物事をずばっと

言える方というのは

ある意味羨ましいというか

気持ちがいいというか

 

例えば一つの例として

「30代でいまだに仕事の適正がわからない」

というお悩み

 

会社から提示された

ラインマネジャーか専門職か

どちらに適正があるのか

 

という相談が出てきます。

 

著者のお答えはお決まりの

「好きなようにしてください」に始まり、

 

その後に

鏑木節がさく裂です(笑)

-------------------------

会社がたまたまこのタイミングで

与えた選択肢であって

 

自分のキャリアは人に

与えられたものから

選びとるものではなく

 

自分の向き不向き、

好き嫌いに忠実に考える

これが一番大切な基準です。

キャリアはプリフィクスではなく

アラカルトで選ぶべき

 

適正など、数値で測ることは

できないのだから

わからなければ

直観で決めて

当たりか外れかは後にならないと

わからない

 

その試行錯誤を繰り返して

段々と自分の適性についての

理解が深まって

自分の言葉で適正が表現

できるようになる

-------------------------

といったような

なかなか深いアドバイスが

続きます。

 

「キャリア」という少し

お堅いイメージの話題を

こんなに面白おかしく

楽しく語ってくれる人は

あまり周りにいないと思うので

 

参考になるかどうかは

別として

 

面白い読み物として

お勧めです。

 

私もキャリアのご相談を

受ける際に

 

「こうあるべき」という

決めつけるような表現は

しないように心がけていますが

 

自分の「仕事観」そのものを

言葉にしておくのも

 

自分の整理となって

よいかなと感じました。

 

質の良いユーモアが

ある本て

あるようで少ないので

そういう意味でも

一読の価値ありです。

 

玄関先で一斉に咲いた「ニオイバンマツリ」

ジャスミンの香りが心を豊かにしてくれます

 

♪ :;: ♪ :;: ♪今日はこの曲と共に♪ :;: ♪ :;: ♪

Josh Groban - You Raise Me Up (Official Music Video)

https://youtu.be/aJxrX42WcjQ

 

 

 

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 青柳 沙耶