特捜最前線『指名手配・再会した女!』 | 公式塾長のブログ

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特捜最前線初期の傑作のひとつ。人によって、特捜最前線というドラマはどんなイメージかは分かれると思うが、私の中の特捜最前線はこの話のような世界だと思っている。結局幼い頃に、夕方テレビで再放送していたときに見た記憶が、もう固定観念を作ってしまっている。私にとって特捜最前線とは、青春でもなく、推理でもなく、ホラーでもなく、お笑いでもなく、ドキドキでもなく、感動でもなく、この回のようなものなのだ。それは、どうしようもなく救いようがない世界と簡単な言葉で語れるものではない。救いようがない世界に、深い感銘を受けるような、相反する世界。役者さんの演技もさることながら、天野監督の撮影がとにかく上手い。特に女優さんを撮る上手さは、おそらく5本の指に入る監督だろう。私の中で、特捜最前線の最高傑作は『手配107・凧を上げる女!』なのだが、これも担当は天野監督。その下地になったような作品が、今回の作品かもしれない。よく聞くと、バックで「この空を飛べたら」加藤登紀子バージョンが流れている。手配107は、本家中島みゆきの独壇場になるのだが。注:この記事はあくまで個人的な意見、感想です。