この話はキツい。って、良い脚本だし、役者さんの演技は上手いし(特に産婆さん)言うことないのだけど、いかんせん特捜最前線と趣旨が違う気がする。以前の『行方不明の愛』と同じ脚本家で(巨匠橋本忍の娘)あれも良い作品だったけど、両者に共通するのは特捜最前線の話ではないのでは?ということ。簡単に言うと地味すぎるのである。ただそれは話の内容であって、話のテーマは巨大すぎる。女性だから書ける話で、キャラクターの描き方も緻密。そして女性にとっての永遠のテーマを描いていて、単独のドラマならもっと評価されていい。しかし、特捜最前線の中のひとつとすると、最高に地味。非常に残念な一本だと思う。