この事件しかり、最近どこぞやのミサイルが飛んできたり、地震がまた起こったり。8年前の震災も含めて疑問がある。備えあれば憂いなし、と言えるだろうか?
園児の死亡事故後、各保育所などでは散歩をなくすことで対策をしようとしているという。が、外に散歩に出たら危ないから散歩してはダメでは、それはそれでかわいそう。では散歩のコースを変えるとかすると、不審者に襲われたとか車がブレーキ踏まず突っ込んできたとか、また違う問題が出てくる。それを防ぐには道路にフェンスを作るやら、子どもに鎧を着せるやらするしかない。それはそれで問題。
そして地震対策。8年前は横揺れで津波が発生、津波から逃れられるようにと様々な対策が練られる。ただもし今度縦揺れが来たら、津波対策避難経路は役に立つだろうか?対策で作ったものがかえって二次被害を引き起こすということはないだろうか?8年前を経験した身から、ふとそんな疑問が湧く。いかんせん、想定外の1000年にいっぺんの災害だったわけだから。
さて、『ウルトラセブン』を御覧になったことがある方なら何を言いたいかおわかりでしょう。‘超兵器R1号’という回がある。人類が作り出したR1号の実験から悲劇が起きる。R1号が生み出した怪物を、人類はそれよりもっと強力なR2号で退治しようとする。しかしモロボシ・ダンは「それよりもっと強力な兵器を侵略者が作ったとしたら」と警鐘。そのときはR3号R4号を作って対抗すればいい、と仲間は言うが、それは根本的に話が間違っている、そういうことではない。
以前も書いたかもしれないが、子どもを守ること以前に大人がモラルを守らなければ、大人がしっかりしなければ。そこからではないだろうか。かくいう自分も言えた立場でもないが。あともう1つ、人間は自然には勝てない。残念ながら絶対に。