【書評】読む寿司 オイシイ話108ネタ | 人生50年あとはおまけです

人生50年あとはおまけです

成人病オールスターズのおっさんが
書き残す終活日記。
2014年8月以降も生き残っていたら
なるべく続けます

寿司が好きだ!

という人は多いと思う。

外国観光客の多くが

日本で寿司を楽しみ、

日本人はスーパーで

日常的に寿司を買い、

回転すし店はいつも

大繁盛。

かくいう私も大好きで、

昼の回転寿司は

ローテーションの

メインだ。

 

そんな寿司の蘊蓄たっぷりの

本を見つけたので、

熟読しました。

 

寿司の蘊蓄は多いし、

謎な点も多い。

この手の話題は定期的に

出現しては、あれやこれやと

議論を巻き起こす。

最近では、手で握ったモノは

食べられない、とか。

それに賛成する人も

増えてきているとか?

 

私の超自論だが、

寿司はもはや伝統芸能で

あるのだから、そのルールを

守って食え!と思う。

 

しょうゆのつけ方とか

ガリを食べるタイミングとかは

自由でよいとは思うが、

職人にビニール手袋を

つけさせるのは

伝統文化の侵害でしかない。

 

ところでこの寿司。

同じ寿司でも

・スーパーやデパート

・回転寿司

・寿司屋

では全く違うものだ。

この言い分に異論はないと

思うが、下記は私の極論です。

 

スーパー、デパートと回転寿司は

いわゆる寿司ではない、と思う。

 

四角くまとめた酢飯にネタを

乗っけただけ。

なので、バイトでもできるし、

そこに工夫はない。

だけど、「これは寿司のようなもの」と

割り切れば、これほど

リーズナブルで美味いものもない。

特にデパ地下の寿司などは

具材も新鮮で大きいので、

酒のつまみとしてのコスパは

最高に良い。

寿司ではないが、海鮮丼は

刺身盛り合わせ、と考えると

素晴らしいつまみだ。

余ったシャリは、

お茶漬けか、佃煮などを載せて

締めとして食べる。

 

スーパーや持ち帰り寿司とかは

なんとも微妙かなぁ。

ネタは薄いし、なにしろ味がしない。

なので、あまり購入することはない。

これらを買うくらいなら、

刺身盛り合わせの方が、まだよい。

 

残るはメインの寿司屋だが、

これまた千差万別で、

高いから良い、

というわけでもないし、

港の近くだから良い

というわけでもない。

 

寿司屋は、いきつけのスナック

みたいなものだと思っている。

 

すなわち、多少なわがままが

通じるところ。

もう一つはその地で

長く続いているところ。

 

わがままを言う場合は、

わがままを言いたい、つまり

スナックのママに愚痴を言う。

とかでなく、

その店に用意しているものを

自己流に頼むわがままだ。

 

「今日はどんなのありますかね」

「朝掘れの竹の子ありますよ」

「おぉいいね!焼と刺身でお願い」

 

こんな感じ。

秋なら、銀杏、むかご

余りに美味かったので

「大将、むかごだけお代わり!」

 

こういったわがまま。

初めて入った店では

言いづらいかも知れないけど

カウンターでお好みで楽しんで

いれば遠慮することはない。

 

最近の店はカウンターと

お座敷、テーブルの区別を

しないところも増えていると

思うが、お決まりの場合は

テーブルかお座敷で。

お好みならカウンターどうぞ。

という寿司屋は多い。

 

超高級店とかはむしろ

カウンターのみで、

注文もおまかせのみ

というところが多いようだが

「おまかせのみ」という

一点で私は行くことはない。

 

そりゃぁ大将の渾身の

作品構成は素晴らしいのだろうけど

物理的に食いきれないリスクが

あるので、私には無理だ。

 

予算との相談もあるけど

せっかく寿司屋に行くなら、

お決まりで時間のたって

冷えたシャリと

ぬるくなったネタを

食べるくらいなら、

カウンターで好きなものを

食べる方が、

寿司を楽しめると思う。

 

カウンターの向こうで

大将が握った寿司を

すぐさま

口に放り込む。

シャリの暖かさと

ネタのひんやりとした

食感と香り。

一口噛むごとに、

うま味が口の中に広がって

ぐぐっと呑み込んだら、

日本酒で余韻を味わいながら

口の中を洗い流す。

口直しには、タマゴも良い。

出汁の効いた玉子焼きは

上質なガリ同様に

良い口直しとなり

酒が進む事このうえない。

 

ノリの香りを味わうには

細巻に限る。

私のお気に入りはカッパ巻で

梅のたたきや、白ごまや沢庵などと

一緒に巻いたもの。

これまたノリの香りとキュウリの

食感、梅の酸味やゴマの風味が

たまらないハーモニー。

至福の時です。

こういったわがままを聞いてくれるか

どうかは、言ってみなければ

わからないし、寿司屋にいつも

上質な梅干しがあるとは限らない。

なので、大将がすまなそうに

「すいません、梅干しの準備がなくて」

と言われれば、じゃ、きゅうりのみ

となるが

「あ、塩辛と一緒に巻いてみましょうか」

とか言われると、もう最高だ。

 

以前、金沢に行ったときに

怪しい飲み屋街にある

怪しい小料理屋に入った時。

「あら東京から来たの。じゃぁ

これ食べてみてよ」と出されたのが

鯖のへしこ。ママの手作りとのことで

味わいは強烈だったが

思い出深い経験となった。

こんなサービスしてくれるところには

新幹線だろうが飛行機だろうが

ある日突然再訪したくなるって

もんです。

 

寿司屋も同じで、メニューにないけど

ちょいと工夫したり、客のわがまま

聞いてくれたりすれば、

それはもう大好きにならないわけが

ありません。

 

店内に黒板がない店の場合、

いちいち聞くしかないので

ちと面倒だが、

「今日の焼き物、何ありますか?」

とか聞けばお薦めを教えてくれるはずだ。

 

スナックでは、食べる楽しみよりも

話す楽しみがメインだが、

寿司屋はどちらも楽しめる点で

非常に優れている空間だと思います。

ほどよい会話と旬の素材。

季節を感じる空間でもありますなー。

 

今は

鰹、しまあじ、キス、鯛

あたりかな。

 

キスとフキノトウ、ウドの天ぷらとか

最高です!

 

あぁ、金沢の小料理屋行きたく

なってきた。

 

・・・と読み返して気づいたけど

本の感想書いてなかった・・・。