【マンガ】真・異種格闘技大戦 1~10巻 相原コージ その2(ネタばれ注意) | 人生50年あとはおまけです

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成人病オールスターズのおっさんが
書き残す終活日記。
2014年8月以降も生き残っていたら
なるべく続けます

ということで、

世界最強の動物を決める

究極のトーナメントが

開催されました。

常識的には

アフリカゾウの圧勝。

物語的には

人間が何度も生き返り優勝。

地形的には唯一の水棲動物である

ワニが地の利を生かして優勝

マンガ的には

クズリが小は大を制すで優勝。

 

こんなところでしょうか。

ライオンや虎、水牛、サイなどは

当たり前すぎて面白味がありません。

 

ところでクズリってどんな動物?

こんな動物でした。

最萌動物!!

Wikiによると

イタチ科クズリ属で

別名「クロアナグマ」。

 

登場動物はどれも

かっこいい名前がついているが

こいつは「クズリン」

舐めてるのか?

イヤ、しかし

こういったのが

ダークホースなのも

よくある手口だ。

 

ところでこの漫画。

巻頭には有名人の格言が

掲載されています。

素晴らしい

ポジティブシンキング。

浜口親子が

毎日叫んでいそうで、

読むだけで元気になる。

 

さて、トーナメントの

詳細については本書を

読んでいただくとして、

私が読んだ感想ですが。

 

これ、技や生態の解説が

超詳しすぎる。

ちょっとした、百科事典並みです。

民明書房顔負け。

 

また、各選手が出場するに

至った動機や理由、

すなわち

バックストーリーも深い。

それぞれが背負った運命と宿命。

負けられない戦いに挑む

勇者たち。

 

人と動物の友情と信頼関係

悲しき過去を背負って戦う

悲しき勇者

 

集団を統率するがゆえに

真の自分を隠さざるを得なかった

悲しき英雄。

 

自らのアイデンティティを

かけて死闘するライバルたち。

 

ただただ欲望のためにしか

出場したとしか思えない

たわけた選手。

 

食物連鎖という自然の摂理に

疑問を持ち、動物界に革命を

起すべく、使命感に燃える勇者。

 

姑息な手段でも勝ちは勝ち。

勝負は結果が全てを体現する

悪魔の使い。

 

そして、彼らが繰り出す技や

立ち回りについてを

詳細に熱く語る解説者と観衆。

 

とてつもないスケールです。

特に人間との友情を描いた

イヌ(土佐犬)とコンガ(ゴリラ)

のバックストーリーは突出して

感動ものでした。

 

背負っているものの大きさと

くじけない根性が勝負を決するのか?

それとももって生まれた

体格や力が圧倒するのか?

はたまた姑息ではありながらも

頭脳戦を挑んだものに

女神は微笑むのか?

 

どの試合も名勝負です。

 

ちなみに戦いのシーンは

骨折や流血、

内蔵を食べたりと

スプラッター感強いので

そういったのに弱い方は

ちと注意です。

 

ただ、それを凌駕する

圧倒的な戦い描写は

必見です。

 

10巻まで一気に読めてしまう

面白さでした。

 

10巻の目次

最終章は

「チェンジ・ザ・ワールド」

意味深です。

他にも「信念」「覚醒」

「殺気」「相打ち」と

タイトルだけでわくわくしてきます。

 

ここからはネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10巻の表紙

なんと!!!

決勝戦の行方は??

奇跡とは??

そして

「チェンジ・ザ・ワールド」

とは??

 

これは実際に

読んでもらうしかありません。

 

さぁ、みんなこの漫画をもって

動物園に集合だ!!