友人が癌になった。
大腸がんで転移もあるらしい。
今週末に見舞いに行く。
電話でいろいろ聞いたのだが
そいつは普通の企業勤めで
すなわち毎年普通の検診は
している。
大腸がんといえば
便潜血検査。
これで異常が出れば
大腸内視鏡で詳細確認。
と進むのだろうけど、
友人は9月ごろに行った
検診では陰性だったそうだ。
ところがある時腹痛を感じるのと
便秘(本人は周期的な便意が
なくなったといっていた)が
気になって病院にいって
癌を疑われたそうだ。
その後内視鏡を行って
確定診断。
病状の進行具合や
合併症などはわからんけど
まずは今の状態が
わかっただけでも良いと
思う。
振り返ってこういった
「健診」で引っかからない人って
どれくらい
いるのかな?とふと思った。
一方、全く健康なのに
「不健康」と判断される人って
どれくらい
いるのかな?とも思った。
例えば、コレステロール値や
血圧。
病気との因果関係は知らんけど
偉そうな学会とかの思惑で
値が決まり、それに基づいて
薬が処方される。
もちろん、投薬によって
良くなる人も多いだろうけど
その一方、逆の結果に
なる人も「もしかしたら」
いるんじゃないの?
なんかしらのデータが陽性に
なる。びびるよね。
薬だけでなくメンタルの部分や
サプリや健康食品とか
健康器具とか、いっぱい
商売ってあるから
それらに頼るのもまぁ
仕方ないのかな?
友人は健診では陰性だった。
なのに数か月後に入院する
はめになった。
サプリとか他の治療法とか
の話もしたけど
ヤツが言うには
「健診受けてるのになんで?」
「そんなワケわからんもの
に頼って治るの?」
これに私は答えることが
出来なかった。
健診って
その時のその人の状態を
表しているだけなんだ。
しかも、それには限界があるし
わからんことの方が多いんだよ。
検査したその結果は
「その時」の状態でしかなくて
その後になにが起こるのかは
誰にもわからんのよ・・・
としかいえなかった。
もちろん
臨床検査の意義は大きい。
TDMという
血中薬剤濃度をモニタリングする
検査とか
PCRとかいう
微量のウィルスの
存在を突き止めてより速い
治療方針を立てたりとか
もっと簡単に
尿検査や一般的な生化学検査
だけでも多くの事が示唆される。
だけど限界はあるんだと思う。
検査をしてわかることは多い。
だけどそれらに依存して
「オレ、中性脂肪低いもんねー」とか
「私、腫瘍マーカー正常!」とか
いって一喜一憂するのは
ちょっと違う気がする。
検査技師やってた
私がいうのも
なんだけど、
多くの矛盾を抱えていると思う。