百人町時代は勤務先(顧客先)までは歩いて通った。
大久保通りを超えて、路地をしばらく歩くと職安通り。
それを超えると歌舞伎町。
歌舞伎町をななめに横切る形で新宿通りに向かうと
顧客先に到着です。
非常にエキサイティングな通勤路でした。
ほぼ毎日同じルートを歩いていたので、自然と
顔見知りが増えていきました。
その一つが途中にある中華屋さん。
(515という名前でしたのでゴイッコーと呼んでた)
よく仕事帰りにいったものでした。
中国人夫婦とその子供夫婦4人でやっていて、何を
食べても旨かった!
よく目玉焼きを頼んだんだけど、四角くて黄身まで
じっくり火を通す。仕上げに謎の中華だれ(ラー油
みたいなもの)をかける。黄身はいつも3つ。
なので非常に食べごたえがあった。
これに中華風ローストチキン??
これは頼むとレンジでチンするだけだったので、
仕込みは別のところでしているんだろうけど、
やわらかくて香辛料が中まで十分しみこんでいて
堪らなく旨い!
他にも麻婆豆腐、八宝菜、空芯菜炒めなどなど
定番料理も旨かったけど、上の2つだけは
忘れられない味だなぁ。
この店に行くと私は必ずウーロン杯を
3杯飲むんだけど通い始めて数回?で顔も
覚えられて、さらに酒飲み認定もされたおかげで
毎回、目がしみるくらいの濃いウーロン杯を
作ってもらった。
それにご主人の知人が持ってくる紹興酒。
ふつうの瓶にはいっていて、ご主人曰く、
甕ごと中国から持ってきたのを分けてもらう
そうだ。「Mさん、お酒好きだからねー」
と笑いながら薦めてくれた奥さんの顔は今でも覚えている。
飲んでみると、これまた堪らなく旨い!!
まろやかでほんのり甘くて、それでいて、アルコールの
辛さ(ブランデーに近い感じ)が喉に刺激を
与えて、さまざまな欲望の中枢を刺激しまくる。
あまりに興奮した私はご主人にムリを言って、
ウィスキーの空き瓶3本分をわけてもらいました。
(ペットボトルだとダメだと言われた。)
あの味も忘れられません。大事に取っておけば
よかったんだけど、それは私の場合はムリ。
ちびちびと飲むつもりがつい深酒に。
結局、3回くらい分けてもらいました。
ホント、旨かったなー。
こないだ10年以上ぶりに新大久保行って見たけど。
515も他の飲屋とかも全部なくなっていて
韓国系の店ばかりですっかり様変わりしていた。
なんだか寂しかったな。