鋳物の鍋が大好き。
わたしがもっとも愛用しているのはル・クルーゼでもストウブでもなく、LODGEのサービングポットです。
どう手荒く扱ったってドーンと受け止めてくれる、この無骨な鉄の質感がたまらない。
本当はダッチオーブンを使いたいところですが、さすがに大きすぎ重すぎなので、ご家庭でちょうどよく使うならサービングポットがおすすめです。

ル・クルーゼやストウブなどの鍋と同様においしくごはんを炊くことはもちろんできるのですが、鍋炊きの宿命で火加減と吹きこぼれに気をつけないといけないし、使用後の米のこびりつき洗いづらさを考えるとなかなか使いづらいことも。

そこでコレ

シリコン製のケーキ型(ダイソー)
これの丸型のやつです。

鍋の中に置いて、洗い米を入れます。今日は1.5合炊くので、水は300ml。

シリコン型の外に水1カップ入れて蓋をして、強火で加熱します。
そうです、大同電鍋同様の二重釜間接炊きです。

鍋炊きの場合、沸騰したら弱火にして…とかいろいろ工程がありますが、これは吹きこぼれないのでずっと強火でOK。勢いよく湯気が出て、20分くらいで落ち着いてくるので外鍋の水がなくなったんだなー、というところで火を止めて10分蒸らします。

完成!

シリコンスチーマーと電子レンジでごはんを炊くのはもはやよくある話。これからはシリコン&鉄鍋で炊飯の時代がやってくるぜ!もしかすると。

火加減が要らず、使用後の洗い物も簡単なので、野外での調理にも向いていると思います。もちろんダッチオーブンでも同様にできます。

テーブルに置いた鉄鍋を開けたらシリコンモールドに入ったごはんが出てきたのを見たうちの夫は「なにコレ?」と言っていた。
おそらくまたバカなことやってるなあというセリフを飲み込んだものと思われるが、それ以上は口には出さないで放置してくれるのが彼のいいところです。

ポリ袋炊飯2018シリーズ