ポリ袋調理で「ポリ袋が熱い鍋肌に当たって破れないように鍋底に皿を敷く」というのをよく見かけますが、カタカタうるさいのが嫌だし、皿や鍋が傷みそうなのでやってません。
実のところ耐熱仕様であれば別になんでも良いので、最近敷物で気に入っているのは、肉まんやシュウマイを蒸すときにせいろに敷くシリコン製の網マット。おすすめです。

それと先日これはご飯を炊くのにいいな!と思ってキャンドゥで購入したのがシリコン製の折りたたみ式三角コーナー。

私はポリ袋でごはんを炊くときに袋の口を閉じないことにしています。空気を抜いて密閉するのレシピが多いのは主に袋内の空気が熱で膨らんで袋が破裂するのを防ぐためですが(あと一度に何袋も鍋に放り込んで炊く、炊き出しを想定していることが多いためという事情もあります)、なんとなくふんわりさせとくくらいの方が米が自由に動ける分炊きあがりがいい気がするのです。でも、ポリ袋を自立させるのは難しい。

そこでコレ、シリコン製の三角コーナーです。
耐熱温度は220℃までと安心ですし、折りたたみタイプなので鍋の深さに合わせられる上に収納も便利。

鍋に立てて、ポリ袋に0.5合くらいまでの洗い米(ポリ袋の中で軽く擦り洗い)と米と同量〜1.2倍の水を入れ、口を閉じずに広げて容器にセットします(米は30分〜2時間吸水させるのがおすすめ)。


鍋肌にポリ袋が触れませんし、鍋サイズに合わせて3〜4個詰め込めば、安定感が素晴らしいですね。
米の位置くらいまで鍋に水を張り、蓋をして強火にかけます。沸騰してから20〜30分程度、グラグラ炊きます。火を止めて10分蒸らしたら完成です。
湯から下ろして袋を軽くほぐせば、炊飯器や鍋で炊くのと遜色ない炊き上がり。

シリコン製品をうまく使えば全体的に鍋肌からガードできるので、火加減の難しい野外調理でも使えないかなー?。飯盒を汚さずに米が炊けたら洗い物減らせてキャンプでも便利じゃないですか?

ある日のあさごはん

たらこの炊き込みごはん
洗い米0.3合、水40ml、ほぐしたらこ、粉にんにく少々、ごま油

豆とひじきの煮物
蒸し豆ミックス、芽ひじき、醤油、みりん、だし汁

坦々春雨スープ
耐熱ビーカーに白湯スープの素とすりゴマ、ひき肉、刻んだ青梗菜、水1。
火からおろしてから、スープ用春雨を追加。仕上げにラー油をひと回し。

水から強火にかけて、沸騰してから20分、火を止めて10分蒸らします。
火の通る時間を揃えないといけませんが、いろいろ応用できそうです。

次は電鍋でもやってみますよ。

ポリ袋炊飯2018シリーズ