最終処分場、福島県内に=放射能がれき処理で―環境次官
南川秀樹環境事務次官は9日、東京電力福島第1原発事故で放射性物質に汚染された、
福島県内の災害廃棄物の焼却灰などを埋め立てる最終処分場について「県外は考えにくい」と述べ、
同県内に整備する考えを示した。
福島県庁で佐藤雄平知事と会談後、記者団の質問に答えた。
ただ、南川氏によると知事は会談で最終処分場の県内受け入れには
「今『はい』と返事はできない」と即答を避けたという。
Yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110609-00000089-jij-pol
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今春公開された人体に有害で処分が困難な高レベル放射性廃棄物を、地中500mに埋める
「地層処分」をテーマにした「100000年後の安全」という映画が話題になっています。
それを見ると、知事だって「はい」と即答できませんよ。
放射性廃棄物が無害になるには数万年かかるといわれていますからね・・・
核のゴミをどう処分するか・・・政府はどこにその処分場を作るか困っていました。
そして今回の原発事故・・・
渡りに舟ということで・・・汚染地となった福島が最適となったわけですか。
もうふざけた話です(`×´)
といっても・・・福島県内で出た放射性物質に汚染された災害廃棄物は
他県では受け入れてくれないでしょう。
知事は苦渋の決断をしなければいけないでしょうね。。
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コメント
日本全国の原発から出た核のゴミが福島県の浜通りに集まって来るでしょう。
・・・現在の技術では数万年後までそれを封じ込めることが可能かどうかは
非常に疑わしいと言われています。
いずれ放射性物質が漏れ出すのは間違いないということです。
原子力発電所を受け入れた代償が「核のゴミ捨て場」というのは
あまりにもひどすぎます。
同情の念を禁じ得ません。
東北には21基の原発(休止・閉鎖中、建設・計画中のものも含む)があるが、
これは他の地方と比べても遥かに多い。
さらに青森には六ヶ所再処理工場があるなど、
東北には核に関連する施設が集中している。
そして今回の最終処分場の話・・・
過疎化対策のため危険を承知で受け入れざるを得ない・・・
そんな現実が見えてくれね。
国は受け入れた自治体に多額の補助金を交付すべきだわ。
それが国の義務よ!