熊本体罰訴訟、原告が逆転敗訴…最高裁「教育的指導の範囲」
熊本県本渡市(現・天草市)の市立小学校で2002年、
男性の臨時教師が小学2年男児(当時)の胸元をつかんで壁に押し当ててしかった行為が、
体罰にあたるかどうかが争われた訴訟の上告審判決が28日、最高裁第3小法廷であった。
近藤崇晴裁判長は「行為は教育的指導の範囲を逸脱しておらず、体罰ではない」と述べ、
体罰を認定して市に賠償を命じた1、2審判決を破棄し、原告の男児の請求を棄却した。
以下略
Yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000450-yom-soci
--------------------------------------------------------------------
この小学2年男児(当時)は同級生の女子をからかっていたそうです。
それを見た先生が注意しました。
それに対して男児は先生の尻を2回キック、
先生は追いかけて男児の洋服の胸元を右手でつかんで壁に押し当て、
「もう、すんなよ」と大声でしかりました。
これが体罰だといわれたら、先生は何も出来なくなります。
最高裁は「良い仕事」をしてくれましたね、拍手です。
男児の母親は教師を刑事告訴までしており、
判決も「男児の母親が長期にわたり、学校関係者に対して極めて激しい抗議行動を続けた」と
言及しています。
この母親こそ問題かと。
---------------------------------------------------------------------------
コメント
文部科学省の調査では、
近年、児童・生徒や教師に暴力を振るう子供たちが増えているそうです。
教師が体罰批判を過度に恐れ、遠慮がちに子供と接しているためなのでしょう。
この判決はその必要はないと示しています。
もちろん暴力はいかませんが、この程度の「指導」は当然だと感じます。
日本もまだまだ捨てたものじゃないね。
それとこの母親、敗訴になっていいきみだよ。
現場の先生方にとって朗報じゃないかしら。
1,2審が間違った判断をしたんだよ。
教育は将来の日本を支える人材を育てる大事な任務、
体罰批判を恐れず、これからは毅然とした態度で教育に臨んでほしいね。