ピグマリオン
最近読んだ小説についてです。
『ピグマリオン』は娘のIBDP日本語Aの課題本で、
面白かったから読んでみたら?
と言う娘の言葉で読みました。
舞台は20世紀初頭のイギリス🇬🇧
強烈なロンドン訛りコックニーを持つ、花売りの娘イライザを言語学者ヒギンスと盟友ピカリング大佐が6ヶ月で上流階級のお嬢様の様な話し方を身に付けさせる話です。
ご存知の方はすぐにピンとくるかと思いますが、
英語『マイ・フェア・レディ』の原作です。
私、この映画を観たのって小学生?の時
しかもちょこっと序盤をテレビで観ただけ
なので本を読み終えて、ネットで他の人の意見や解釈をみるまで気付きませんでした
ある意味全く先入観なく読めて幸せだったね
言われてみれば、こんな話でそうだったよね…。
一気にイライザとオードリーヘップバーンの顔が一致
私の中でのイライザはもっと一般的なお顔のイメージだったんですが
小説の方は、娘が薦めるだけあって、読みやすくて面白かったです。
100年以上前のイギリスの世界観&イメージが膨らみます
今回印象的だったのが、私の恋愛脳(現代的にカプ厨)にガツっと鞭を打たれた事です。
何たって幼少期から少女漫画で育ち、
『ときめきトゥナイト』とかりぼん🎀を愛読。
漫画好きな姉が居たから常に少女漫画は転がっていた
恋愛脳で10〜20代は生きてきましたよ
今はそうでもありませんが…多分
現実を生きる
でも空想妄想の世界は大好き
そんな私の考えにムチ打たれました
あまり書くとネタバレになりますが、
Q: 言語学者ヒギンスが失ったものは何ですか?
と言う娘からの問いに
「愛」
とか自信満々に答えて娘に白い目でみられた私
私の頭は今もお花畑なんでしょう
娘「冒頭に書いてあったじゃん…」
と言われる始末
そうだっけ???
兎に角、面白かったので機会があればぜひ読んでみてください。
映画版もしっかり観たいな…。映画版の方の結末知らないし
娘の課題本ですが、今回も母は娘を全く手伝わず
ただ読んで楽しかったと言う感想です。
娘も私に期待せず…母のお陰で自分で出来る力をつけたもんよ
むしろ、所々に娘の書いた分析メモがあって私の解釈を手伝ってくれた
下記、趣味のフリーレン話なので、ご興味ない方はすっ飛ばして頂いて結構です
小説 葬送のフリーレン〜前奏〜
次は、1ヶ月ほど前に発売された『葬送のフリーレン』小説版です。
これは発売決まってから、かなーり楽しみ♡でした。
小説だと漫画以上に自由にイメージ出来て妄想が更に広がる
小説は本を手に取って読みたい派なので、
転送サービスを使いわざわざ日本から輸入です
漫画は置き場を考えると大変なのでほぼ電子版に切り替えました
感想は、読みやすくて面白かったです…
面白かったけど、以前YOASOBIの歌作りに使うために書かれた小説『奏送』が良すぎて期待度が上がっちゃったのですね
ざっくり言えば、
『奏送』は文章自体が大人向けの小説
『前奏』は子供も読めて幅広い世代が楽しく読める小説
個人的趣味で、小説は読み応えがある語彙がわんさか出てくるのが好みなので、ちょっと物足りなさが…
『奏送』は原作者が書いた?
と言うぐらい同じ世界観。
漫画より大人向けで超好み♡
『前奏』も内容とても良かったです。
最後の『葬送』ではちょっと泣きそうになり
ホロリとしました。
因みに『奏送』はウェブで無料で読めますので、フリーレンの世界観が好きな方はぜひ読んでみてください
私は勿論本を買っちゃったよ
この本の作りがレトロ感たっぷりで素晴らしいの
最近、どこかのコメントで宇多田ヒカルの曲『道』がフリーレンそのものだって書いてあって、聴いてみると本当そのまま。
フリーレン好きな人は一度聴いてみてください。
宇多田ヒカル、香港にもツアーで来るのですが、
チケットは即完売全然無理でした。
勿論、ツアー行きまくってる香港人Aさんは
倍率の凄かった優先チケット当選させて参戦だってさ
本当すごいよね。この人運も兼ね揃えてる
後半はディープな内容で、ここまでお読みくださりありがとうございました♪