Fluorescent Adolescent -Arctic Monkeys | Found in Translation

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何のことかは秘密

ちょっと間があいてしまいましたが
今回も日本語訳をやっていきます!

前回に引き続きArctic Monkeys。

2007年発表の2ndアルバム
Favorite Worst Nightmareから
Fluorescent Adolescentを訳します。





人形じゃん!


全体的にダークな印象の2ndの中では
比較的ポップでキャッチ―な一曲。
ちなみにタイトルのFluorescent Adolescentは
「鮮やかな思春期」という意味です。

この曲で描き出されるのは
退屈な日々を送る女性の姿でしょうか。
話の中心は彼女の性生活についてですが
キチンとしてるけれどつまらない今の生活よりも
刺激的だった昔の方が良かったよねと彼女に語りかける
どこかノスタルジックな歌詞が印象的です。

歌詞だけ読んでも意味が通るよう
今回は若干意訳した部分があるので
その箇所には注釈をつけてみました。
とはいえAlexの表現は独特なので
聴く人によって色んな意味に取れそうです。





Fluorescent Adolescent

昔はよく網タイツを履いてヤッてたよね
その君も今じゃパジャマばっかり
いやらしい夜を切り捨てて上品に収まった挙句
たどり着いたのはありきたりな状況

暗い穴の中じゃ全てがキチンとしてる
だけど昔ほど素敵なものなんてないよね
今は刺激が足りないんだよ※1
アイツがいたずらっ子だったときのこと覚えてるかい?

アイツはクズ野郎さ
君の一番の宝物
君の一番の宝物は
ただの思い出だよ そして数々の夢たち
それはバカげたものなんかじゃないんだ
バカげてなんかないんだよ
ねぇ君 君がそれを思い描くのなら…

セックスの秘訣が書かれたノートをめくりながら
男の子たちに胸をときめかせてた頃を思い出してるのかな?
エッチなことするっていったって
彼女もうすっかり忘れちゃってるんじゃないの

感傷的にはならないよう
出かけないと口では言いながら 彼女は行ってしまった
品のない男が好みなんだよ
アイツのは太かったのかな?※2

アイツはクズ野郎さ
君の一番の宝物
君の一番の宝物は
ただの思い出だよ そして数々の夢たち
それはバカげたものなんかじゃないんだ
バカげてなんかないんだよ
ねぇ君 君がそれを思い描くのなら…

あぁ 君はどこに行ってしまったの?
どこに行ってしまったんだ…

フラフラしてたって
最後に笑うのは君なんだ
あれこれ考えていたんだね
君が戻ってくることはないんだろうな…

昔はよく網タイツを履いてヤッてたよね
その君も今じゃパジャマばっかり
いやらしい夜を切り捨てて上品に収まった挙句
たどり着いたのはよくある状況

暗い穴の中じゃ全てがキチンとしてる
だけど昔ほど素敵なものはないよね
今は刺激が足りないんだよ
アイツがいたずらっ子だったときのこと覚えてるかい?


※1刺激が足りないんだよ
  「そのブラッディ・メアリにはタバスコが足りないんだよ」が直訳。
   ブラッディ・メアリはトマトジュースを用いたウォッカベースのカクテル。
   塩やタバスコを加えて味を調節することもしばしばあるそう。
   ここではスパイスになるタバスコが足りないということで
   いまの生活には刺激が足りていないという意味に訳しました。

※2アイツのは太かったのかな?
  「メッカ・ドーバーだった?それとも賭けに使う鉛筆だった?」が直訳。
   メッカ・ドーバーはイギリス式ビンゴに使う太めのマーカー。
   ここでは太いマーカーと細い鉛筆という比喩を用いて
   相手の男性のアレの大きさを尋ねていると思われます。