あかあかと老いたる星のごと燃ゆる煙草の先の纏う夕闇


あかあか、と老いたる星、はどっちかだけでいいのかな?老いた星は赤く燃えてるよね。



夕暮に煙草の先は燃えゆけり老いたる星のごとくに◯◯◯


倒置でもいいのかなあ。言いたいことは下句に持ってこれたけど、倒置にする効果はどのくらいあるんだろう。


あと結句の三文字は?動詞じゃなく三文字か。あるいは、ごとく◯◯◯◯で四文字か。


暗く、脆く、赤く、…やっぱり赤くなのかなあ。



夕闇に煙草の先は燃えゆけり老いたる星のごとくに赤く



最初は、


夕方の窓辺で

君の指先の

老いた星のような

煙草が

燃えている


という構成でした。

これだと煙草までの種明かしが長いうえに聞いただけだと指先の老いた、星のような煙草が、となるので、ややこしいとご指摘を受けまして。

いろいろ邪魔だなと君には消えてもらって手元だけのズームアップにしようということに。

結果主体が吸ってるんじゃないかという感じになりましたが、それはまあどうでもいいというか、別の歌で君が窓辺で煙草吸ってると詠めばいいかなあと。



えー…でも、赤くか…?

夕闇に煙草の先は燃えゆけり老いたる星のごとくに暗く


夕闇に煙草の先は燃えゆけり老いたる星のごとくに脆く


脆くは老いと付きすぎかもしれないなあ。

これで先生に見ていただいてみますね。



語順とか登場させる人物や題材にどう寄って行けばいいのかとか、本当にまだまだわからない。がんばらなくては。