コンビニのコピー機の横を通るときほのかに赤子のミルクの匂い



夕闇に花の香強くただよえり何処の庭の秋バラならん



豹柄の爪のネイリストわが指に桃の香のオイルを塗りくる



信号を渡りつつ目は探しおり果実の香りを放つ誰かを