ちゃんと火傷したのっていつぶりだろう?
部が所有する古いバスを監督の運転で大分に行きました
ラガーマンをパンパンに乗せて高原まで続く上り坂
湯布院あたりSAに着く頃には何かしらの警告音も
SAで休憩中に監督が後ろのボンネットを開け何かしらを少しでも冷ますような行動
その後、側面にある給油口みたいなとこに水を入れたいらしく水の入れたペットバトルを持ち二人でその場所へ
蓋すら熱くてまともに触れないのを水をかけて何とか開けた瞬間
熱湯が大噴射し監督の右腕と俺のお腹にかかった
俺は瞬間的に「あつっっ!!」と叫びSAの駐車場で上の服を脱ぎ、何故かバスを一周
バスの中では異変に気づいた生徒が笑ってた
その時、僕達2人はちゃんと火傷をしている自覚がなかった
何故なら痛くなかったから
ヘラヘラしながら「監督も腕にかかったんだから、流水とかしてた方がいいんじゃない?」とか話してたし
自分も何で服脱いで走ったりしたんだろう?大袈裟だったな、、なんて思っていた
バスが再び動き出し進むに連れて痛みがどんどん増してきてスーパーでもらった氷を当ててないと我慢出来ないくらいジンジンした
約1時間で目的地に着いた頃には俺の痛みは収まったものの、監督の腕には大きな水膨れと激しい痛みがあったので病院へ
結局、彼はそれから毎日通院している
40数年生きてきて初めて知った
車の熱々の蓋を空けてはいけない
火傷した直後は痛くない
皆さんもお気をつけて
「ピーターパン」 by 優里