キツイ恋のお話①
友達にはバカにされるだろうから打ち明けられない。
私は、同じ中学出身で、同じ高校の先輩にこの恋心を打ち明けた。
恥ずかしくて、涙が出る思いだった。
1つ年上の先輩は、日頃から目立たない大人しい人だった。そしてすごく可愛い人。
私は、先輩を信頼していた。先輩が大好きだった。
先輩は、私の恋心を理解してくれた。
私は、先輩に会うと、この恋の話をした。
一緒に自転車で帰っただの、
ピッチャーの姿がすごく素敵だの、
私は夢中で先輩の胸を借りた。
先輩は、私を応援してくれていた。
………
ー続けー