みなさんこんにちは
青森県立郷土館 指定管理者TTHAグループの櫻庭です
今年は暖冬、とは聞いていましたが・・・・
雪がない
(2020年1月15日の郷土館前)
こんなに通勤で歩きやすい冬は初めてですよ(笑)
長靴をまだ数えるほどしか履いていません
雪かきも数えるほど
屋根の雪下ろしなんてまだ今シーズンはしていません
大丈夫なのか地球
さて、そんな過ごしやすい冬の中、先日1月12日、現在開催中の企画展
「縄文遺跡群と県立郷土館-発掘調査の軌跡-」
の関連行事
「体験 縄文人を感じる!」が開催されました
このイベントでは
石器の使用や
測量体験
土器の拓本づくり
ミニチュア土器&土偶づくり
と、縄文体験盛りだくさんのワークショップでした
子どもたちにはやっぱり、ミニチュア土器&土偶づくりが大人気
石器の使用体験では感動する子どもたちが多数いましたよ
「すごーいスパッと切れる」
この縄文人が使っていた石のナイフ
なかなか侮れないです
紙なんかは簡単に切ることができますし
こんな風に木の枝にも切り込みが入ります
すごい切れ味です
また、この石斧(せきふ)はとんでもない威力です
木の枝がどんどん削れていき、簡単に切ってしまいそうです
あと、ストレス発散にも良さそう(笑)
年配の方には、この土器の拓本(たくほん)作りが人気
紙に水分を含ませ土器に密着させ、墨をポンポンとあてると
土器の文様がクッキリ
縄文時代の土器はとても貴重な資料
その資料を汚さずに文様を写し取ることができるということで、この拓本という手法は調査や研究においてもよく使われるそうです
そして、ガジェット大好き櫻庭はコレが一番楽しかった(笑)
測量体験
ボタンひとつで手に持っている機械(てもち君※櫻庭命名)と、三脚の機械(さんきゃく君※櫻庭命名)との間の距離と高低差を正確に測ることができるんです
しかもこのさんきゃく君、てもち君がどれだけ動いてもずっと見続けるんです
どこに行っても・・・
視界から外さない
これは、、、まさに恋ですね
どこに動いてもさんきゃく君を基準とした距離と高さを測ることができるということで、発掘調査の際の測量に大活躍するのだそう
いやー、ホント好きですこういうの
ということで、体験 縄文人を感じる!の様子でした
そして、明日、1月18日(土)は特別講座「あけび蔓細工の魅力」
あけび蔓工芸作家の竹内啓子氏をお招きして、あけび蔓製の工芸品を制作するワークショップです
参加は無料
時間は13:30~15:00
こちらの講座は、当日12時から先着順で受付し、定員になり次第受付終了となりますのでご了承ください。(定員20名)
そして、次の週の土曜日、1月25日(土)は特別講演「県重宝指定記念 大平山元遺跡群のこれから」
先日、大平山元Ⅰ遺跡から出土した資料が県重宝に指定されましたね
(詳しくはコチラ:新たな青森県重宝!(郷土館で展示中♪))
そんな、今注目の大平山元遺跡群の今後の活用と取り組みについて、外ヶ浜町教育委員会の駒田透氏にお話しいただきます
こちらも参加無料
時間は13:30~15:00(事前申込み不要)
ぜひぜひお越しくださいね