支援の一例 ~利用者間のトラブル (つまりは私がでしゃばりすぎた、と言う話) | 青ミドロ 前世はたぶん苔 

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ウソとホントを織り交ぜながら書いています

<前回の続き>(後半はただの愚痴なので読み飛ばしてもいいです 笑)

 

利用者さんが帰った後、少し意見交換する機会がありました。
しかし、私の考えはあまり受け入れてもらえませんでした。

 

(最初に声をかけた職員は所用で不在)

 

班長曰く…

・Bさんにはよくある事。

何度も同じ事を繰り返しているしそれが障害、しょうがない。

そんなことで治ったら支援受けに来ていない。

一晩寝たらすっきりするタイプ。また仲良くできる。

・叩かれた被害者のCさんが謝るのは納得できない。

話し合いなんかしてまた喧嘩になったら大変

好きな話題を振って楽しく過ごせるほうがいい

優しいから水に流してくれる

・双方謝るとしてもBさんが叩いたのだから先に謝るべき。

 

・・・こういうタイプの職員は結構います。

その日を無事に、何事もなく終わりたいという人に多いです。

それは悪いことではないですが、「何事もなく」という言葉に利用者さんの感情は含まれていない事もあります。

 

「家に帰って、明日までに気持ちをリセットしてまた来てね」

そういう手段もアリです。

ただ、それだけだとしたらあまりにも他力本願ですが。

それこそ、自分と家族だけで対処できれば支援を受けに来る事はありませんからね。

 

被害者をCさんだけと決め付けているのも違和感を感じます。

Aさんに無視され、誰にも賛同してもらえず、部外者から非難されたBさんの感情も考慮して欲しい所。

 

支援しても繰り返すだけだから無駄、みたいな言い方は好きじゃないな。

 

謝る順序ってそんなに重要ですか?

そりゃケースバイケースだけどさ。

 

先に謝るのはいやだ!と言うなら、謝りやすい方が先に謝り、和解ムードを作っていけばいいじゃないかと私は思います。

今回は和解して関係修復する事が最終目的です。

 

Cさんには「よく先に謝れた、Bさんの謝りやすい雰囲気作りに一役かった」と言えばいい事です。

 

Bさんには「暴力と暴言を受けたにもかかわらずCさんから先に謝ってくれたと言う事は、交友関係の破たんではない。時々こういう事もあるけどその都度修復して行けるし、周囲の誰も見捨てない」など色々言い様があります。

 

 

まぁこれはただの言い訳ですけど、私はここの職員ではなくただのボランティアです。

 

同じ空間には長年一緒にいる職員が何人もいるので適切な対応がされると思うし、関わりの浅い私では判断できない色々な事があるでしょう。

 

でも、我慢できずについ一言声かけてしまったんですねー。

結果的に遅すぎたし、そのせいで防げなかったし、意見も理解されなかったし、言わなきゃよかったですよ。

 

 

あと、私が夕方意見を少し言ったせいで、初めて障害者と関わっているパート職員さんが「あなたは職員なんだからもっとちゃんとやって!」と言われてしまった。

 

パート職員に対する八つ当たりなのかもしれないし本音なのかもしれないけど、きっかけになったしまったのは確かで、非常に申し訳なかったと思います。

あとは「職員でもないのに具体的な事に言及してくるな」という遠回しなアレですかね。

 

 

私には、支援者としての行動は全く求められていないのだと改めて思いました。

利用者さんが楽しく過ごせるように、職員の邪魔をしないように必要な時に補助する事を求められているという感じかな?

 

私の経歴上やりにくいと感じている人はいると思いますが、支援の方法や考え方に何か言った事は今まで一度もありません。

今回は、つい口出ししてしまって激しく後悔中。

 

 

確かに班長には「ボランティアなんだからゆっくりやってね。色々(片付・準備・トイレの声かけ)やらなくていいよ。」と言われていました。

 

昼食もみなさんと一緒に食べていたのですが、「外に出て美味しい物でも食べてきたら」と言われ続けていたので本当は一緒に食べるべきじゃなかったのかも。

何も言っていないつもりでも、行動が出しゃばって口出し状態だったんでしょうか。

…まったく空気を読めていなかったようです(苦笑)

 

ここのことよく知らないくせに何言ってんだ、ってそりゃ思いますよね。

 

全体の方針を乱す事になるなら迷惑になるし、もう行かない方がいいかなぁと考え中。

支援する側の方針が一致していないと、混乱して困るのは利用者さんですからねぇ。

でも、不謹慎ですが個人的には、普段わかりにくい利用者さんの心の動きがよく見えてよかったです。

 

※今回の事例に限った考えを書いたまでです。

班長には考えもあるだろうし、その日は妥協せざるを得ない事もあります。

確実に正解な支援なんてものはないのです。

それに、事業所の種類によっては利用者さんを受け入れる根本的な理由が異なるので、支援の方針が色々なんです。

 

 

【おまけ】

班長には方言の発音を理由に「何言ってるか理解できない」ような事をいわれました。

今までは「言葉は標準語に合わせて」話していました。

でも聞きなれた発音しか聞き取らない耳らしいです。

今度から純粋な岐阜弁だけで喋ってやろうかしら。

 

「よぅ見なかんておぇ。だだくさに味噌汁つけるもんでへぁあっからけぁてまってあっきゃせん。たっるいてぇ」とか?

だめだ、通じない上にいつかとんでもなくガラが悪くなる(笑)

 

※ライト(?)にいいかえるとこうなります。なりますけど常に使う言葉ではないです(笑)

「よう見なかんておぇ!だだくさに味噌汁つけるもんでへぁあかってまったげ、たっるいてぇ」

「よく見ないとためだよ。だだくさに味噌汁つけるからもうこぼれてあっきゃせん、たっるいてぇ

赤い所が標準語に訳せん(笑)