地域最大のガン治療拠点である、大阪国際がんセンター(以下、「がんセンター」といいますね)へ
セカンドオピニオン(以下、「セカオピ」といいますね)の
紹介状を頂きました。
事前に「○○という治療に関する話を聞きたい」等は無く、
行って話を聞くだけという、意外な事になりました。
そこで、がんセンターの中咽頭がんの治療に関して事前に調べてみました。
実績は大変多く、手術もやっているようです。(手術内容は不明)
ですが、HPには明確に「ヒトパピローマウイルスが発がんに関与するp16陽性がんの場合には、放射線治療が主体となります」との記載が
そして、がんセンターには陽子線装置はありません
(重粒子線装置はがんセンター隣の施設に導入されています)
更にこんな表記も
「有害事象の軽減を目指した強度変調放射線治療:IMRT (放射線腫瘍科)
放射線治療は咽喉頭がんに対する機能温存治療の代表的治療ですが、口腔~咽頭の乾燥や味覚障害などの有害事象が生じます。放射線腫瘍科の協力により、IMRTを用いることでこのような後遺症を減らすことができるようになっています。」
明確にIMRT推しです
これでは陽子線治療やダビンチ手術を期待してセカオピに行っても、
あまり期待できないような。。。
近隣施設を含め、陽子線装置を置いてないがんセンターへ行っても、陽子線治療はできません。
どうしても陽子線治療を受けたいなら、更に別の施設に行く必要があります。
では、ダビンチによるTORSはどうか?
放射線による晩期後遺症が少ないと言われている陽子線でも、
リスクはゼロではありません。
X線と陽子線の線量分布の違い
顎骨壊死(骨髄炎かな?)のリスク、
二次がんにリスクも低減されるとはいえ
生涯ついて来ます
その為、私的にはダビンチによるTORSが本命なんです。
現在通院している病院の医師は、陽子線にもダビンチにも明確な反対派。
その医師が20年も勤務してたがんセンターはどうか。。。
現在の病院も、がんセンターも、同じ大学の医局?が運営してる(医師を派遣してると言った方が正しい?)ことも、
なんか気になるし、うーんってなります。
同じ教室で学び、治験や治療ノウハウも共有されていますもんね。。。
現に、がんセンターから今の病院へ転勤してる訳ですし。。。
この状態でがんセンターへ行って、がん治療のプロ集団に
化学放射線治療を勧められたら、、、
今の自分にとっては、自分の命を脅かす「ガン」を
治してくれる人 = 医師は、
神のような存在です。
そんな神の集団から言われる事を断って、
神が集う出雲大社のような施設(がんセンター)から
そのまま出てくるのは至難の業でしょう。
きっと、権威バイアスや
同調性バイアスが働いて、
本意ではない治療を受け入れてしまう。
そんな気がしました。
妻ともよく相談し、がんセンターのアポイントは取り消して頂き、
ダビンチによるTORSを実施している病院と、陽子線の専門施設
二か所に紹介状を依頼し直しました。
嫌な顔をされるかなーと思っていたのですが、全くそんなことは無く、
笑顔で「はい、良いですよ!」
ほんとにこの病院の看護婦さんは良い人です。
手続き上、2か所イッキに紹介状はできないので、
ダビンチが終わってから改めて陽子線施設に
紹介状を書いてもらう事になりました。
ただ、それでも事前に書類は送っておきますね。とのこと。
ほんとにありがとうございます!
感謝です
そんな事で、このやり取りをした週末に、
まずはダビンチのセカオピへ
行くことになりました!
続く