他の治療法を調べると

 

 

色々調べる中で、中咽頭がんの治療は化学放射線療法だけではなく、

様々な治療法があることが分かってきました。

 

 

代表的なものは、

  1. 口腔内で行う手術(内視鏡又はロボット)
  2. 頸部を切開して行う手術
  3. 頸部郭清手術
  4. 陽子線治療

いずれの治療法も副作用や後遺症はありますが、化学放射線療法とは

 

 

違いがあり、素人がすぐに決められるものではありません。

 

 

多くの論文を徹底的に読み込み(たぶん、累計100時間超で30本以上の論文を読み込みました)、

 

 

 

様々なサイトの質問も利用し、

 

 

世界の中咽頭がんの治療のメインは化学放射線療法から、

 

 

より低侵襲で後遺症が少ない、と言われる

 

 

ダビンチ(ダヴィンチ)という手術支援ロボットよる

 

 

 

 

経口的ロボット支援術

(Trans oral robotic surgery)「略称TORS

 

に、変わっている事を知りました。

 

 

以下、北里大学の資料(一部抜粋)です。

経口的ロボット支援手術はダヴィンチサージカルシステム(以下ダヴィンチ)を用いた技術として開発された。

 

中略

 

化学放射線治療へ移行しつつあった頭頸部癌治療戦略の流れが、経口的ロボット支援手術の登場によって手術の方に傾きつつあり、米国のNational Cancer Data Base での中咽頭癌T1、T2(8,768例)に対する治療法の統計では、2004年には手術の割合が56%であったのに対し、2013年には82%と飛躍的に増加している。

出典:北里大学 医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 山下拓さん 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/121/4/121_462/_pdf

 

 

 

図の通り、放射線メインではなく手術がメインになっています。

 

 

出展:頭頸部外科におけるロボット支援手術の現状と展望:楯谷一郎

https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo/64/3/64_134/_pdf/-char/ja

 

 

 

 

 

今から10年以上前に、既にアメリカでは中咽頭がん治療のメインはダビンチ手術のようです。

 

 

ちなみに、日本では2022年から保険適用となったばかりで、

 

 

それまでは高額な治療費が必要な「先進医療」でした。

 

 

 

 

治療法の比較

 

東京医科大HPより抜粋

 

 

 

QOLを維持でき、副作用も少ない治療がある??

 

 

しかも海外では既に、化学放射線療法から主役の座を奪っているらしい。。。

 

 

こんな治療があるのなら、当然そっちが良いと考え、

 

 

 

次回診察時に医師に聞いてみて、

 

 

場合によってはセカンドオピニオンに行こうと考え、準備を始めました。

 

 

 

続く