私の中咽頭がんが判明し、治療を終えるまでの約1年間を改めて時系列で書いてみます。

 

 

 

2023年春頃から、顎骨のすぐ下の首にしこりがあることが気になりはじめました。

 

しこりの場所は、若い頃から風邪をひいた時や疲れが溜まってるなーと感じた時に腫れるところなので、

 

最初はただの風邪か何かと思っていました。

 

 

 

ところが数か月経っても全然治らないので、今から1年前、2023年5月に近所のかかりつけのお医者さんを受診し、

 

CTを撮ってもらいました(このお医者さん、町医者ですがCTを持ってるんですよ!)

 

 

結果「リンパ節の腫れ」で、サイズは11㎜と小さく、ただの炎症か何かでしょうとのことで抗生剤を処方され、経過観察となりました。

(この時の11㎜という診断が既に誤診だった事が後に判明します。。。)

 

 

言われるがままに経過観察をしていましたが、抗生剤を飲み終え、数か月経過してもしこりは一向に変わりません。

 

変わらないということは体感的には特に大きくなっていないのですが、実際には少しずつ大きくなっていたと思われます。

 

 

 

ある時、たまにお酒を飲みに行くスナックのママさんにこの話をすると、


普段は優しく丁寧な人なんですが、


とても強い口調で


「すぐにきちんとした病院へ行きなさい!」


と言われ、


実はご自身も若いころに乳がんを患い大変な思いをしたと教えてくれました。

 

 

 

妻に心配をかけているし、自分でも気になっていたので、

 

2023年10月、改めて別の消化器内科で口腔内視鏡で調べて頂きました。

 

あ、言い忘れていましたが、数年前から喉の扁桃の奥辺りを指で触ると何故か小さなザラザラがあるので、それを伝えました。

(恥ずかしい話ですが、たまに濃腺?通称「くさい玉」ができることがあるので、昔からたまに自分で口に指を入れ、扁桃の内部の陰窩を触ってうがいをしていました)

 

結果、この消化器内科では「逆流性食道炎」と診断。

 

リンパ節の腫れに関しては自分では分からないので、腫れの部位からして耳鼻科へ行くよう勧められました。

 

 

翌週(2023年10月第三週)

 

近所の耳鼻咽喉科を受診。

 

問診で全て(半年前からリンパの腫れ、喉の陰窩にザラザラ)を伝え、口腔内視鏡で診察してもらいましたが、「食道入り口までは綺麗です。何もありません」とのこと。

 

リンパ節の腫れは分からないとのことでしたが、さすがに専門医にここまで言われて安心してしまいました。

 

ただ、リンパ節の腫れは、最初にCTを撮ったお医者さんで継続して診てもらうように言われました。

 

 

これらが全て中咽頭がんの見逃しであるとは夢にも思わず、このまま沖縄旅行へ行くことに。

 

次回へ続きます。