5年前の誕生日の前日、つまり出産前日のこと。
息子の出産予定日は2月3日で節分の日だったのに、なかなか生まれる予兆がなかった。
2人目は予定日より早く生まれるからって言って、私の母は仕事があるにも関わらず、２週間も休み取ってくれて、当時の浜松市のアパートで早くからスタンバイしていたのに、全然生まれる気配ナシ。私、ピリピリしてたと思う。
しかも、3月半ば過ぎには、金沢に引っ越しが決まっていて、生後間もない子と引っ越しする不安や、３歳の娘との2人育児のこと、新しい環境、全部が不安で、せめて月に2回行われる1カ月健診を出産する病院で受けたいと思っていた。
５年前の今日は、ちょうど40週目の検診の日で、無料チケットもなく自腹出費だったことを思い出す。
娘の時は、検診の受診料は何週目とか、全部無料ではなく、半分くらいは自費だったのではないかな？
だから、息子の時は母子手帳をもらえる週数から、３９週目のチケットまで無料でラッキーと思った。
でも、まさかの４０週の受診までのびちゃって、のんびりなヤツだな～と思った。
こちらは、のんびりなんてしてられない状況なのに、マイペースなお腹の子。
４０週の受診の時に、産婦人科の医院長先生も「あと1週間して出てこなかったら・・・」って言うもんだから、「先生、実は私３月に引っ越しするので、健診を考えて、早く産みたいのですけど～」って言ったら、「医学的には問題ないよ。じゃあ、いつにしようか。僕、日曜日は非番だから、その日以外でお願いね～」って。
こっちは一刻も早く産みたいのでね、「じゃあ、明日」って(笑)
「じゃあ、明日ね～」って、入院手続きをする医院長先生。
2月7日は、私が勝手に息子の誕生日を決めた日。
いきなりお腹から引っ張り出されることになった息子は何を思ったか。
そういうわけで、2月8日が誕生日なの。
君は、いったいいつ生まれるつもりだったのか、今となっちゃあ謎の謎。
写真は、週末に一足早く、誕生日パーティーをしたとき。
5年経ってもマイペース。やっぱり性格は、お腹の中から関係してると思う。