寒波襲来で吹雪の山陰です。この天候では、明日は日曜ですが釣りはお休みですな…

なかなか釣りに行けない冬場は、仕掛け作りに精が出ますね。
さて、今回は寒波襲来前の先週末(1/7)の釣行記…
前回の記事で書いたように、Sさんと夜のヤリイカを釣りに行く約束だったのですが、せっかく良い天候の休日なので夕方からの出撃では勿体ない!
ということで、イカ釣りポイントに入る前に日中は近くで越冬ギスを狙うことにしました。
開始しばらくは、小さいのがポツポツ釣れるのみ…

この時期に、こんなマイクロサイズも!(苦笑)

次のポイントで、20㎝弱の小マシなのが釣れましたが、後が続くかず…
良型のたまり場を求めてランガン!

4か所目のポイントで、17~20㎝サイズがボチボチ当たってきました。しかし、なかなかこれ以上のサイズが出ず…
イカ釣りの場所取りの時間になったので、ここで終了。

御覧の通り、この時期としてはやはり型に不満ありの釣果でした。23㎝以上が欲しかったなあ…
まあ、数はそこそこ出たので贅沢は言わないようにしましょう…
余談ですが、キス釣りの仕掛けを作っていて思うことをひとつ…
話は急に変わるのですが、先日靴を買いに行きました。自分の足のサイズの靴を試着したら入らない…
足まで太った??と思い、別のメーカーのものを履いてみたらピッタリ。
「ちゃんとメーカー間で統一しろや!」と思ってしまいます。こういう事って、釣り道具には特に多いと思いませんか?
例えば、シマノとダイワのリールサイズ。釣りの仕掛けの本なんかに「リールは3000番程度」なんて書いてあっても、シマノの3000番はダイワの2500番。全然大きさが違い、ビギナーにはややこしいことこの上ないです。不親切ですね。
キスの仕掛けを作っていて、針の大きさについても、規格が統一されていないなと思うことが多いです。
針の号数の基準は「軸の長さ」なのか、「フトコロの大きさ」なのか、それとも「針の重量」なのか…いや、特に基準はないんでしょうね。

さて、これらのキス針、どれが一番号数が大きいでしょう?
ちなみに、私は「針の大きさ」は幅で決めるべきだと思ってます。
フトコロの幅が同じものが同じ号数で、その上で軸が長いとか、針先が長いとか、軸が細くて軽量だとかその針の個性を決めるべきだと思うのですが…
ということで、軸の長さに惑わされないよう、上の部分を隠してみると…

う~ん、どの針も同じくらいに見えますね。
ちなみにこれらの針は、左からキスR9号(オーナー)、流線8号、キスSP8号、トーナメントキス7号、ファーストキス6号(以上がまかつ)。
同じくらいの大きさのキス針でも、こんなに号数に違いがあります。
メーカーが違うならまだ分かるのですが、同じメーカー内でこれだけ号数の規格が統一されていないのは、ちょっと問題ありだと思いますね。
がまかつ社のキス針でいえば、ファーストキスや投げキスプロは、同じ号数でも明らかにほかの針より大きいですね。ファーストキスの6号の使用感は、キスSPの7号と8号の間くらい。キス専用の針ではありませんが、白狐なんかに至っては3号で普通の7号くらい…
ややこしいことこの上なく、ビギナーに不親切です。仕掛けの大きさを人に聞こうにも「針は○○号」なんて会話は当然成立しません。
このような事態が起こっている理由はなんとなくわかるのです。
これらのベースになった基本形状の針(秋田狐、流線、都針、袖、丸セイゴなど)の号数に合わせてあるためだと思うんですが…
しかし、やっぱり同じメーカーの、同じ対象魚用の針は、何かしらの基準を作って統一してほしいものです。
だって、例えば同じブランドの男性用シャツで、この柄のMサイズは着れるのに、別の柄のLサイズは入らない…なんて、馬鹿な話がありますかね?(笑)