A Headbanger's Fishing Life -27ページ目

A Headbanger's Fishing Life

島根県西部を中心とした釣行記等。
Yahoo!ブログのサービス終了に伴い、こちらに移行しました。

まだの人はまずこちらを読んでちょ。

今回も実に酷い天候に泣かされて、散々な結果に終わった新島遠征

ルアーの部は、結局イサキ以外不発に終わってしまいました。
ちなみに、私が帰った後の昨日・今日あたりはヒラスズキが爆釣しているようです。私が行く勇気のなかった例の「聖地」のようですね。
酷い目にあったばかりでも、こういうのを見るとすぐにでもまた行きたくなるんですよねえ…次は聖地に…

さて、今回のターゲットはルアー釣りの御三家やアオリだけではありません。
この時期の伊豆諸島と言えば、フカセ釣りでグレを狙わない訳にはいきません。どうせ日中はルアー釣りはなかなか厳しいですから、どうせならグレ釣りがしたいです。
伊豆諸島のグレ釣りというと大島や八丈島なんかが有名ですが、もちろん新島も魚影はすこぶる濃いようです。

過去に行った際は、日中のお遊びで港から中型の尾長が結構釣れたし、沖磯に乗った友人は40~50の尾長や口太をクーラー一杯釣ってきました。

今回も、日中遊ぶのに、また凪の日があれば沖磯に乗ってデカイ尾長やパンパンに太った口太とやろうと、3号の道糸に巻き替えフカセの道具もしっかり準備していたのでした。

しかしながら、この強風では逃げ場のない沖磯どころではなく、もちろん渡船も出ないでしょうから、沖磯でデカ尾長爆釣の夢は崩れ去りました…

まあ、持って来たからには風裏でも捜してやってみよう…と思いましたが、期間前半は風向きでやる場所すらありませんでした。(唯一出来そうな場所は工事中)

イメージ 1

風裏でこんな感じですから…暴風・波浪警報が出ました。

やることが無く、行きに買った3DSの「時のオカリナ」を島で半分以上クリアしてしまいました(苦笑)

で、期間後半になり風が西風に変わり、相変わらず立っていられない程の爆風が吹きますが、風裏の釣り場が増えました。

イメージ 2

とりあえず、「奥の磯」という地磯に行ってみます。このゴロタを歩いた先です。本命の場所は波をかぶっているので手前でやります。

奥の磯…名前だけで釣れなさそうな瀬で、水深が2ヒロも無いような場所ですが、地元では有名な磯でデカイグレも出る場所なんだそうです。本土の感覚で言うと、秋アオリやメバルでも釣るような場所でとてもグレが釣れるなんて信じられないのですが…

ところがやってみると、25~30㎝と小さいながら尾長が普通に喰ってきます
釣れないと思っていたのでキープ用の道具すら持ってきておらず、オールリリースしていましたが、「先に大阪に帰った連中に送ってやろう」と思い立ち、いくらかキープすることにします。
ついでに、波と風を喰らい釣りが辛いここからポイント移動…

イメージ 3

ここでも尾長は入れ食いです!

小さいのは手のひらのコッパ、大体35㎝くらいまで混じります。
30㎝前後といえど尾長の引きはそれなりに楽しいもの。本土ではなかなかできない入れ食いです。

写真では穏やかに見えますが、とにかく凄い追い風が吹いています。
風が強い時には竿を上げることすら出来ず、海に落ちないようにしゃがんで踏ん張って耐えながら釣ります。

バッカンは足で押え、タモは飛ばされないように背中に背負ったまま…なかなか過酷なグレ釣りです…

しばらくこのサイズの尾長を釣っていると、一回り大きいのが出ました。

イメージ 4

40㎝級の口太です。パンパンに太って美味そうです。

35㎝くらいの尾長とあまり引きが変わらなかったので抜き上げようと思ったら、重くて抜けないのでタモを入れるとブトでした。

この日ブトは初めて喰ってきたのですが、良型だったので、美味しそうなブトを狙おう…
デカイ尾長一発が来た時のために3号のハリスに剣華グレ7号を結んでいたのですが、ハリスと針を変えて口太狙いに変えます…

で、こんな時に来ちゃう。合わせた瞬間ブチっ!尾長でしょう。
この日は風が強すぎて完全沈め釣りでやっていたので、口太用の針では尾長に飲まれてしまうのです…

まあ、そんな感じで夕方までグレ釣りを楽しみました。

イメージ 5

キャンプ場に持ち帰った釣果。

口太は41㎝ほどですね。40オーバーのブトなんて和歌山では沖磯でも数回行って1枚出るくらいですが、こんなのが地方かた釣れるのは離島クオリティです。

下の方に居るサイズまでの尾長なら、この日50枚くらいは釣りました。

ハッキリ言って、私の人生で一番のグレ爆釣です。

沖磯や表の地磯に乗れていたら、一体どれだけ釣れたのでしょう…行きたかった…



翌日、味を占めて朝マヅメのヒラスズキ狙いがスカった後、すぐに新島マリンで沖アミと粉を買ってグレ釣りに出発です。

この日は風裏の港から釣ります。

風もちょっとマシ(コマセの入ったバッカンが飛ばされないレベル)になったので釣りもしやすいです。

まず、尾長を狙って、ウキを浮かせて港の先端角から沖に向う潮に流してみます。

イメージ 6

昨日ほどではないにしろ、25~30チョイの尾長はコンスタントに当たってきます。さて、一発デカイのが出ないかな…

この日は民宿治五平のマスター(TVや雑誌でおなじみの新島の釣り情報の発信源)も餌釣りにやってきて、並んで竿を出させてもらいました。

尾長がイマイチ喰わなくなったので、釣り座をテトラに移し、テトラ際に着いた魚を狙います。このテトラ際でデカイ口太が喰うとのアドバイスを釣り具屋のおっちゃんにもらっていたのですが、底が見えるような浅い港のテトラに、やはり本土感覚では釣れる気があまりしません…

ところが、釣り座を移して一発目に掛けた魚にテトラにグイグイと入られバッチン!!40㎝級の引きです…

すぐにハリスを上げて本気で狙います。

何枚かコッパを釣った後、良いアタリが来て、テトラに突っ込む魚を引き出します!

イメージ 7

また40㎝のブトが来ました!!

その後、38㎝ほどのサイズも追加。
40クラスのブト2枚に、尾長も20枚ほど釣り、この日も大漁でした。

この日は、サーフをチェックするために早々に切り上げましたが、夕方治五平マスターは43㎝ほどの良型ブトとイサキを上げていました。

イメージ 11

グレはキャンプ場で刺身や塩焼きにして一杯…



で、最終日。

この日も、前日目星をつけた場所で朝マヅメ勝負するもあえなく撃沈し、グレ釣りに向います。
この状況では、グレ釣りが一番堅く、本土ではなかなか出来ない良い釣りが出来ているので、最終日もグレ釣りをすることにしました。

この日も風が強いので横着して、港で車のトランクから釣りますが、前日までと打って変わって何も喰いません…

車を離れ潮が当たっているポイントに移動…また爆風をもろに食らいながら、タモを背負って踏ん張りながら釣ります。

テトラ際を流すと、すぐに喰ってきました。

イメージ 8

口太。今まで、ブトは喰ってくれば40㎝前後だったので、このサイズのブトは今回初めてです。
ブトのポイントのようでブトが良いペースで釣れます。

イメージ 9

この時期はブトの方が太って美味しいそうです。

45㎝級が釣りたいな…と口太のサイズアップを狙い釣り続けると、バッチーンとアタリ!

テトラに突っ走る魚は40㎝前後の引きではありません!
ハリス3号を信じて糸を出さずにテトラから引き出します…

しばしの格闘の末水中に見えた魚はデカイ!

しかし…浮かせてガッカリ…

イメージ 10

45オーバーのキツ(イスズミ)でした~!

残念!!

でも、楽しませてくれたので良しとしましょう。
ちなみに今遠征の最大魚がこのキツ…

この日も、治五平のマスターと並んで釣らせてもらいました。
イメージ 13

新島ファンには貴重(?)な、カモメを釣る治五平マスターの1ショット(笑)

氏は沖の潮を流し、アタリは散発だったようですが40弱の尾長を2枚上げており、夕方場所を譲っていただきデカイ尾長が出るかもと期待しましたが、残念ながら35㎝ほどの尾長とサバしか喰ってきませんでした。

この日は口太の数釣りが楽しめました。



ちなみにグレや夜ルアーで釣ったイサキ、アオリ等は大阪に直送し、帰阪後ご相伴にあずかりました。

イメージ 12

イサキや尾長もまずまずですが、やっぱりデカイ口太が脂が乗って一番美味かったですね~。


ということで、餌釣りの部は、風裏の港や地磯からの釣りになったものの、そんな場所でも40㎝クラスも複数枚出て楽しめました。グレは計100枚くらい釣れました。フカセに関しては良い釣りが出来たと思います。
本当、沖磯に乗ったらどれだけ釣れたのでしょう。50オーバーも夢ではないでしょう。こちらも「聖地」同様次回のチャンスに期待…

今回の最終釣果は…

・ジャンボイサキ 37~41㎝ 12本
・尾長 ~36㎝ 70枚以上
・口太 ~41㎝ 20枚くらい
・アオリ トンカツ~500g 3杯
・ソゲ
・イスズミ
・サバ 40㎝前後 20本くらい

以上…

こんな散々な状況でも、どこかでやさしい新島。帰ってまた皆さんが釣ってる情報を見てると、すぐにでも行きたくなってしまいます。
驚異的な釣果の他に、島の雰囲気や島民の人柄の良さも相まってのことです。
新島…良い島です。

治五平のDさん、新島マリンのおっちゃん、島民の皆さん、前半一緒に頑張ってくれた仲間の皆さん…どうもありがとうございました。


お久しぶりです。 
先日まで、しばらく留守にしてに出ていました。

行先は…タイトル通り、伊豆諸島の新島です。3回目となる新島遠征に行ってきました。

前回新島に行ったのは2年前。その時はサーフからのヒラメ・真鯛が本命だったものの、海が時化てサーフからの釣りが出来ず、アオリ以外残念な結果に終わりました。

今回は、前回の教訓を活かし、サーフが無理でも色々な釣りに対応出来るよう、エギングやグレ釣り、堤防からのルアー釣りの装備も整え、マルチターゲットで挑みました。
さらに、滞在日数も可能な限り長くとり、6日間の長期日程を組みました。

まあ、これだけいれば数日は良い日に当たるでしょう。朝はサーフでヒラメを狙い、日中はグレ釣りやエギング。凪の日には沖磯に乗ってデカイ尾長を狙えるかもしれない…とワクワク。
実際、民宿治五平情報や、新島マリン(釣具屋)情報では、私が行く数日前まではサーフでヒラメ・真鯛が好調に釣れ、アオリもキロアップが連発している模様。ルアーばかりでグレの情報はありませんが、きっと釣れるでしょう。

そんな期待とともに、島に上陸しましたが…

甘かった!!!

爆弾低気圧直撃。着いた日から爆風と大荒れ。そしてどんどん悪化していく天気予報…

最初に言っておきますが、私の思い描いていた上記の夢プランは、何一つ実現しませんでした!

具体的に滞在中の状況を書くと…

・毎日爆風
前半は北東、後半は西風の暴風。
特に西に変わってからは、最大瞬間風速が台風並みの30mps(ニュースにもなってました)
風速10mpsの日は無し(予報では7~8mなんて日もありましたが、明らかに10m以上吹いてました)。全日身体が飛ばされそうな風が吹き荒れました。
むしろ、10mpsの風なんてそよ風レベルです。

・大時化
当然海は大時化。波高最大6m。一番凪いだ日で2.5m。
イメージ 1
これでも収まって来た日の写真です。酷い日は風表の海は近付くことすらできませんでした。海は真っ白に濁ります。
天気は晴れているのに、島には雨が降ってました。しょっぱい雨です。

・水温低下
16℃くらいあったという水温も、来島してから低下の一途を辿り、15℃、最後は14℃まで落ちました。よく釣れていたというアオリも姿を消しました…
寒いのは海の中だけじゃなく陸も…本土はどうか知りませんが、まあ毎日寒かったこと…帰りのフェリーで横浜港に降りた時の第一感想が「暖かい」でしたから…

・ベイトが居ない
それでも、風裏なら釣りになる場所もあるのですが、行ける場所はベイトが抜けており大変厳しい状況…

・風裏の港が工事中で立ち入り禁止
前半の北東が吹いたとき、この風釣りが出来る港(グレやアオリがよく釣れる)に行ったのですが、なんと工事中で立ち入れない…八方ふさがり…


と、まあ考えられる悪条件はすべて揃ったという感じでした。
ちなみに帰宅日になって風は収まりました。たぶん今日くらいからまた釣れ出すんでしょう。

嗚呼、一体俺が何の悪いことをしたんや!!

遠征は天気を見て予定を組むことが出来ないので、仕方ないことですが、これで沖縄以来3回連続遠征がこんなかんじです。遠征運が無いのか海に嫌われているのか…もはや笑うしかない…

しかし、島に行ってしまっては、なんとか出来る釣りをするしかありません。
帰ろうにもフェリーが欠航続きで島から出れない(苦笑)

一応まともに釣りが出来たのは、滞在期間の半分の3日間くらい。
一回も竿すら出せない日もありました。

特に北東が吹いた前半は酷く、風裏も工事で潰れて、本当に何の釣りが満足にできませんでした。
地磯を30分歩いてポイントの立てず引き返し、島内をウロウロし…

本当はこの遠征の記事なんか書きたくないのですが、読んでる人向けにはこんな酷い目に遭った方が楽しいでしょうから、なんとか釣りになった3日間の釣果を書こうと思います。
ちなみに前半の日程は仲間と一緒だったのですが、皆ほぼ何も釣れず飛行機で島を脱出してしまい、残りの日程は一人孤独に粘りました。

まあ、冒頭でこれだけ言い訳をしておけば、どんなショボイ釣果報告をしても大丈夫でしょう(笑)

ルアー釣りとグレ釣りをやったのですが、今回の記事はルアー釣り編です。



ヒラメ・真鯛・ヒラスズキ編

新島御三家。新島のルアーターゲットと言えばこの3魚種が有名で、まさに聖地と言ったところです。雑誌やテレビでも度々取り上げられ、その驚異的な釣果を見るとショアからのソルトルアーをやるアングラーなら誰でも行きたくなるでしょう。

しかし、誰でも行けば釣れるような甘いものではありません。現に前回、今回のこの状況です。これが現実です…

とりあえず、この3魚種は狙わない訳には行けないので、主に朝を中心に、風裏で釣りになるサーフでヒラメを狙い、また頭から波を被る爆荒れの磯でヒラスズキを狙いルアーを投げました。

イメージ 2

これが島の強みで、完全な風裏になるサーフでは波高4mでもこの通り穏やかで釣りが出来る日もあったのです。

このサーフでは、沖合すぐ100mほどに10m近い大きなクジラが潮を吹きながらウロウロしていました。唯一の収穫はホエールウォッチが出来たことでしょうか…

しかし、ベイトが抜けて真っ白に濁ったサーフではなかなかバイトが得られません。ベイトが居なければ地形を釣るしか無いと考え、一日サーフの根や地形をチェックするのに費やし、ゴールデンタイムにここぞと決めた場所で勝負をかけましたが、私の実力ではアタリを得ることが出来ませんでした。同じサーフでは期間中何も上がらなかったようです。

ちなみに、新島で「聖地」と言われるサーフがあり、そこに行った人はこの悪条件でもヒラメ・ヒラスズキを釣っており、たぶん行けば釣れると言われました。
1時間ほど歩いて行く場所なのですが、落石や土砂崩れがあり、この強風で岩がゴロゴロ落ちて来て危険…と聞いて、流石に一人では怖くなり断念しました。

行ったら釣れたのかもしれないけど、さすがに命と引き換えにヒラメ釣りは出来ません…聖地は次回に持ち越し…

出来ることならサーフから釣りたいのですが、サーフに立てない日は港からも狙いました。過去に仲間が同じような状況でヒラメや真鯛(いずれも70㎝級)を港から獲っているのでこちらも可能性は十二分にあります。しかしこちらも釣ることは出来ず…

イメージ 3

イメージ 4

結局、獲れたのはソゲサイズのヒラメのみでした…



エギング編

しかし、前回の経験から新島御三家がダメなことも想定の範囲内だったので、今回はダメならエギングを本気でやろうと意気込んでいました。実際、2月末~3月頭にはキロ級が好調に釣れていたようです。これは手堅いでしょう。

この島では年中イカが釣れます。この時期はまだ春アオリというより、水温が上がった時に射してくるイカが釣れる感じです。暖流が当たる他の地域と同じですね。

到着時には水温が下がっていたもののまだ15℃台で期待も出来たのですが、上記の通りエギングが出来る場所がほとんどない…あまり良い場所では無くても釣りが出来る場所でチェックしてみるも、釣れ盛っていたというアオリの気配はほとんど無し…

その後西風に変わり水温は14℃とほぼ最低ラインに変わりもう釣れる気がしなくなりました。(アオリがよく釣れた前回の同時期の遠征では水温は17℃~18℃)

朝のサーフが終わった後や、夜半の良いタイミングを見てイカが射してくるのを期待しエギをしゃくり(もちろん、風裏の一部の場所に限られます)、なんとか数杯釣りましたが…

イメージ 5

小はトンカツサイズ、大きくても5~600gとお話にならないサイズばかりでした。

完全なアンパイだと踏んでいたアオリもまさかの撃沈!
「アオリだけならいくらでも釣れるでしょう~。」なんて行く前にフラグを立てていたのが完全に裏目に出ました…



ナイトゲーム編

ナ~イゲ~ム♪孤高のナイトゲーム。

前回の遠征時、夜の漁港にマイクロベイトを追って入ったヒラスズキを治五平のマスターがメバル用ワーム+エギングタックルで仕留めた居ました。
その時は、そんなルアーを持参していなかったので見ているだけだったのですが、今回はもちろん小さいルアーも準備しています。

皆が帰阪した後3日は、夜半一人でライトゲームが出来そうな風裏の港内をウロウロし、そのヒラを探しました。

そしたら、居ました!外灯の明暗の境で大きな魚がボイル。間違いなくヒラ様です。すぐさまメバル用ワームに強めの針が着いたジグヘッドを組み合わせ狙います。

どうやら、一匹ヒラがウロウロしているみたいで、丸太のような魚体が時々足元を行ったり来たりゆらゆら泳いでいますが、これが何をやってもルアーに反応しません…
2時間ほど狙い続け、結局釣れずどっかに行ってしまったので、諦めてそのままマイクロワームを付けて港の外側の外灯下へ。

風が弱まったタイミングを見計らって何気なくワームをキャストしてみると、フォール中にコッと何か感触が…

「アタッた?」

もう一度キャストするとまた同じようなバイトが。何か小さい魚が居るのでしょうか。確かに、何か気配があります。

とりあえず何でも良いから釣りたい私は、このアタリの正体を暴くことにしました。

数回目のチャレンジでフォール中の触るようなアタリにアワセを入れると、魚が乗りました。エギング用のライトタックルが絞られ、小気味よくドラグが鳴ります。意外とそこまで小さい魚ではなかったみたい…

横に走るサバのような感じではなく、40㎝級のヒラセイゴか鯛でも食ったのだろうと思いましたが、水面に出た魚を照らしても正体が分かりません。エギングタックルで抜くには不安なのでタモに入れてみてビックリ!

イメージ 6

40㎝級のジャンボイサキでした!

たまに雑誌で、紀伊半島等でイサキ狙いのルアー釣りが出来るという話を目にしますが、初めてイサキをルアーで釣りました。しかもデカイ。

数が居る感じだったので、この思わぬターゲットを狙うことにします。
ここでパターンを見ておけば、紀伊半島等でのイサキゲームに応用できることがあるかもしれません。

喰う場所はメバル、アクションや喰い方はアジに似ています。アジングタックルでもあればさらによく釣れるでしょう。抜き上げは出来ませんが…

イメージ 7

パターンを掴んできて、一投一匹ペースでこんなジャンボイサキが釣れます!

この八方ふさがりの悪状況の中、色々なことをやった挙句ついに訪れた爆釣モード!しっかり楽しむことにします!

イメージ 8

同じパターンで釣り続けてもつまらないので、なんとかプラグで喰わせてみようと試みこちらも1本ゲット。

プラグを引いたことで群れが散ったのかアタリが無くなり、イサキゲーを終えました。

結局、1時間ほどで12本のジャンボイサキを釣り、取りあえず満足してこの夜を終え、キャンプ場で刺身を作って一杯やりながら初めて良い気分で就寝しました。


で、翌晩…イサキが釣れたと島民何人かに話したところその情報が広まり、カゴ釣りとルアーで狙う島民が同じ港に集合していました。

しかし…

イメージ 9

翌日にはイサキがサバに変わっていました…
集まった島民からの視線が痛かったのは言うまでもありません。

最終日にあたるそのまた翌日も、夜中一人で再びイサキポイントに出向きますが、またもやサバラッシュ

イメージ 10

40㎝前後のゴマサバなので釣る分には結構楽しいのですが、痩せていて美味しくなさそうです。実際、一匹刺身にしてみましたがイマイチ…もちろん島民は誰もこんなサバは狙いません。

イサキが回遊してきて、サバがイサキに変わることを願いサバを釣り続けましたが、一晩中サバばかりでした。
サバを釣りすぎて腕が痛い…



こんな感じで、ルアー釣りの部は、御三家もアオリも不発(顔は見れたもののサイズが小さすぎます)。唯一ジャンボイサキの爆釣に救われました。
何度も言いますが、本当に条件が最悪でまともに釣りが出来ませんでしたので、イサキ君(あとサバ君)には感謝です。

しかし、ルアーがダメでもグレ釣りがある…

次回はグレ釣り編です。
昨日、後輩のマツラッピとH君から、ボートゲームのお誘いを受けたので行ってきました。
2人とも、私がエギングデビューに立ち会った仲(?)ですが、彼らと釣りに行くのもこれが最後になるかもしれません。

私は来週末から久しぶりの遠征に行く予定なので、手軽なボート釣りでブランクからの肩慣らしを兼ねて彼らとの釣りを楽しむことにしました。

昨年もお世話になった、FUJIYAMAの大西船長に大阪駅に迎えに来ていただき、出船です。

昨年と同じく、メバリングとシーバスのWターゲットでお願いしました。
昨年は本命のメバルが激シブでシーバスが爆釣でした。

イメージ 1

今回はシーバスタックルもちゃんと用意。
ちなみに、メバル用の竿として、管釣り用のバーチカルプロJr.を持ちこみました。

昨年、普段ショアから使う7フィート半クラスのメバルロッドでは、ボート上で結構取り回しが悪く使いづらかったため、何か良い竿は無いかと考え、手持ちの竿でこのバチプロ(超高感度・先調子の6フィート)が使えそうだと思い、敢えてこれ一本で挑みました。

さて、ポイントに連れて行って頂きメバル釣り開始。

まず舳先は2に譲って、後ろで釣ります。
夕マヅメの薄明るい時間なので、まずシュラッグミノー+尺Dの定番コンビのボトムワインドで探ります。

昨年の激しぶとは打って変わり、開始直後からアタリが連発。
数回乗らないアタリが続き、ガシラが釣れた後にメバルが喰ってきました。

イメージ 5

22、3㎝がアベレージのようです。

ボトムワインドで3連発。やっぱり早い時間にはシュラッグミノーが効きますね!

しかし、その後アタリが遠のき、巻きに変えても全く当たらなくなってしまいました。
暗くなってメバルが岸際の浅場に出ているのか、舳先の2人はポツポツ追加しています。軽いリグで岸沿いのウィードの上を引いているとのことです。
特に、H君はメバリングが初めてとのことですが、アジングはやっているらしく、アジングタックルでこの日の竿頭でした。お見事です。

で、辛抱堪らず私も舳先にずかずかと割り込み、キャストするとすぐにヒット。

イメージ 2

何箇所か場所を回ってもらいながら、単発でポツポツとゲットした後、メバルが溜まって居る場所に当たってラッシュに。

トリプルヒットもあり、良型メバルの入れ食いが楽しめました。
イメージ 6

ここで、今日一の引きがバチプロを絞ってくれ、今日一サイズの27㎝の良型が釣れてくれました。

ちなみに、バチプロJrを選択したのは大正解で、かなりボートメバルにマッチした竿だと感じました。特にボトムワインド系にはドンピシャでした。
メバリングモデルの7半のバチプロSeaよりボートにはJrの方が良いでしょう。

市場にはボートメバル専用の竿というのはあまりありませんから、コレはおススメです!

この竿は意外といろんな釣りに使うマニアが居るみたいですが、せっかく面白いコンセプトの竿なのでバーチカルプロとかいうダサい(失礼)名前なんかにせずに、もっと他の売り方をした方が良いと思うんだけどなあ…

さて、メバルのラッシュモードはまだ続きそうでしたが、すでに計30匹弱釣れ、皆持ち帰り分は確保しリリースに入っており、時間も4時間コースの半分を過ぎていたのでシーバスに行ってもらうことになりました。

しかし、船長曰く「今日は台船が泊まってないからシーバスに行っても厳しいかも」とのこと。停泊船のライト撃ちが基本なんだそうです。

ポイントを色々探し回って頂きましたが、後半のシーバスの部は、H君が40クラスを1本、マツラッピが50クラスをバラシ、私は何故かバイブでガシラが一匹で終了しました。

イメージ 3

今年はシーバスは残念でしたが、メバリングはボートゲームの醍醐味を満喫でき、お土産も十分持って帰れました。

イメージ 4

今回は、いつもの濃い味ではなく薄味の煮つけに…

船長今回もどうもありがとうございました。また大阪に来た時にはボートゲームをやりたいですね。



使用タックル

竿:EMT バーチカルプロjr
リール:ダイワ 月下美人MX
ライン:PE 0.3号
リーダー:フロロ4lb
尺ヘッドDタイプ2g+シュラッグミノー、メバル弾丸1g+ベビーサーディン...etc.

竿:メジャークラフト スカイロード66L
リール:ダイワ カルディア2506
ライン:PE0.6号
リーダー:フロロ14lb
2日帰り旅行…という程でもないですが、滋賀県北部の余呉湖というところに行ってきました。

滋賀出身の友達から、地元のツレ達と余呉湖にワカサギ釣りに行くから来ないか…と誘われ、ワカサギなんて釣ったことない私はちょっと興味があり行くことになったのです。

始発で大阪を発ってバスや電車を乗り継ぐこと3時間…

イメージ 1余呉駅に到着。わーお、雪景色!

徒歩で湖に向います。

陸には雪が積もっていますが、湖は凍っていません。

イメージ 2入場料を払って桟橋から釣ります。

平日ですが、人気ポイントは結構混んでいます。

よくTVとかでみる、あのマウスみたいな電動リールと短い竿で釣っているガチな方々もチラホラ…

私は当然ワカサギの道具など持っていませんので、一番穂先が柔らかい筏竿にPE0.4号の道糸の組み合わせで挑みます。

小さい針への餌付けにイライラしながら釣り開始。

到着は既にお昼前なので、時間が悪いようで全然釣れません。
夕方3時くらいからまた喰いだすだろうとのこと。

そして、案の定筏竿ではアタリが取れません。竿が長いので誘いもかけ難い!
やっぱりワカサギはワカサギの道具で釣らなあきません(笑)

はじめてかすかに竿先が動いたので上げてみると…

イメージ 3

釣れました!
初めてのワカサギ。何気に嬉しい!

しかし小さい…今年の余呉湖はサイズが小さいらしいですが、想像していたよりはるかに小さく平均4、5㎝のメダカみたいなワカサギです。

これじゃ、専用の道具じゃないとアタリなんてほとんど取れませんわな…
小さな赤虫をさらに半分に切ってつけないと喰いつきすらしません。

イメージ 5昼食に食べた琵琶湖産の大きなワカサギの天ぷら。てっきりこれくらいの大きさのが釣れると思ってきたのに…

こんなメダカすらろくに釣れず、休憩を挟みながら、情報通り3時を過ぎたあたりから群れがやってきてようやく釣れ出しました。

イメージ 4

6時間頑張って、かき揚げ2つ分の釣果です(泣)

まあ、この日の目的では釣果は二の次なので良いでしょう(笑)

同行の方々の地元である彦根で打ち上げをして帰りました。
皆さんお誘いありがとうございました。良い思い出が出来ました!

繁忙期もひと段落でようやく落ち着きました。
今まで休日も昼夜もないような感じだったので久しぶりにゆっくり眠れます。

が、やはり釣りにも行きたいもの…

丁度忙しさが終わった日、打ち上げで飲んでいるとさふさふ氏から「今琵琶湖に居るんですが50アップが釣れました。来ませんか?」との電話が…

で、酔っ払ったそのまま琵琶湖に行き(もちろん電車で)、足元が凍った氷点下の夜の琵琶湖でロクマル目指してキャストを開始しましたが、まあこの時期のデカバスがそう簡単に釣れるわけはありません(笑)

イメージ 3ワームに傷一つつかず非常にエコな釣り(笑)

しかし、久しぶりの釣りは投げるだけで楽しいものです。

そして続いては管釣り…通天湖

イメージ 1真冬の通天湖桟橋は癒し系です(笑)

話は変わりますが、この竿、今度ボートメバルに使ってみます。

イメージ 2

50弱のドナ。

ボトムをやるとコンスタントに釣れて楽しめました。

あとひと月で大阪を離れますので、通天湖に来るのも最後になるでしょうか…

私は管理釣り場はほぼここしか行ったことないですが、広くて深くて魚が大きく良い釣り場でした。




使用タックル

竿:バーチカルプロJr.
リール:ダイワ カルディア2000
ライン:PE0.3号
リーダー:フロロ3lb 2m
ルアー:キメラ0.8g、キメラ1.2g、自作フェザージグ 
お久しぶりです。

年明けから大変忙しい時期が続きましたが、ようやくひと段落つきそうです。
徹夜続きで、途中インフルに倒れたりしましたが、なんとか…

釣りはおろか、ブログにログインもせず、皆さんのブログを見たりコメントも出来ず申し訳ありません。(ちなみに、フィッシングショーには巻物限定さんが最後の出展だということで無理やり午前中だけ行きました(笑))

そろそろ、ブログもボチボチ再開しようと思います。

とりあえず、来月は遠征にでも行こうと思います。
前の記事にも書いたとおり、このところ忙しい日々が続き、半分徹夜で朝方に寝るような生活になり、そのせいか一昨日の夜体調を崩し倒れてしまいました。

おとといの晩、なんか熱っぽく、風邪でも引いたかなと…
ここで風邪をこじらせたら大変なので、帰宅しお風呂に入って風邪薬を飲み一息していると、一気に熱が上昇しました。
家に体温計が無いので熱を計れませんが、かなりの高熱なのは間違いありません。

悪寒でガタガタ震え、体中が痛く、高熱で目がかすんで身体が思うように動かない…
「これ…インフルエンザやろうなあ…」今までインフルにかかったことがないのですが、どう考えても話に聞くインフルの症状そのままです。

そのまま一晩ウンウンうなされ、夜が明けても全く良くならないので、病院に行こうとするもリアルに起き上がれないのです。
家からわずか300mのところに総合病院があるのですが、そこまで行ける気すらしない…
おまけに家の中に十分な飲み物や食べ物もないのに買いにも行けない…

これが一人暮らしの辛いところで、こういう時にどうする事も出来ません。
ここ10年ほど、風邪くらいはちょくちょく引いても、こんなことはなかったのでどうすればいいか分かりません。

「俺、このまま死ぬんちゃうか…」と冗談ではなくちょっと考えてしまいました…

ここで、朦朧とする意識の中、以前歯医者で親知らずを抜いた時にもらった解熱鎮痛剤のロキソニンが残っていたことを思い出し、薬箱の下からロキソニンを見つけて服用すると、しばらくしてちょっと熱が下がったように感じ、身体も楽になりました。

ということで、欠席連絡を入れた後、傘を杖代わりにしてなんとか病院にたどり着きました。

病院で体温を測ると解熱剤で下がったと思ったのに、39℃でした。

「あ~、これインフルエンザでしょうね~。検査しますね~。」
「あ~、やっぱりかかっちゃいましたね~。」

と、やたら乗りの軽いお医者さん曰く、案の定インフルエンザのA型でした。

解熱剤を飲んだことを伝えると、インフルエンザの時には市販の解熱剤は絶対飲んではダメだとのこと。

しかしながら、何とか処方された解熱剤とタミフルを飲み、今朝くらいから熱が下がり始めました。
幸い、予防接種を受けてたのと、発症してから時間が経ってなかったため治るのも早いだろうとのことです。

今は37℃台くらい(?)で、自宅のPCに向えるようになりました。

しかし、人生でおそらく初めてのインフルエンザをこんな時に引いてしまうとは情けない限りです…

とりあえず、早く完治させようと思います。

皆さんも体調管理には十分お気を付けください。
フィッシングショーなんか絶対に行かない方が良いですよ(笑)


年明けから、今期の追い込みで大変忙しく、しばらくは休めない日が続きそうです。

そんな訳で、この連休も無かったのですが、息抜きと銘打って少し夜釣りに行きました。

遠出は出来ないので大阪湾でロック狙いです。

知人曰く、「ガシラを狙って行ったのにタケノコメバルが入れ食いだった…」とのことで、型は小さいもののタケノコメバルばかり数釣れたそうです。

タケノコメバルは決して珍しい魚では無いですが、この辺ではガシラの方が多く(名港なんかだとガシラより多いみたいですが…)タケノコはガシラやチヌ狙いで混じる程度でまとまて数釣れたことがないので、専門に狙いませんでした。それが、このポイントは何故かタケノコメバルが多いらしい…

ということで、タケノコを本命に狙ってみようと先の友人と釣り場へ。
高速で1時間もかからない近場です。

同行者が一投目から20㎝級の良型タケノコメバルをゲットするも、私には乗らないバイトのみ…

しばらくやって私にもヒット。

イメージ 1

おおっ!本当にタケノコ君が狙って釣れました!

前回よく釣れたという一週間前は、15㎝前後のアタリが絶えなかったということですが、冷え込みで活性が下がったのかアタリは散発気味でかなり渋い感じ…

ウィードに引っ掛けてポロリと外した瞬間に当たってきました。
寒い夜にこういう繊細なのはなかなかしんどいです(笑)

イメージ 2

小型のアタリが少ない代わりに、この日は20㎝前後の良型が多かったです。

個人的には、しばしの現実逃避で癒しを求めて来てるので、リリースサイズでも数釣れてくれてアタリに癒されたかったのですが…笑

イメージ 3

ということで、2時間ほどの釣りで22㎝頭にポツポツと釣れました。

ラボに戻って、タケノコメバルとガシラを食べ比べてみました。

イメージ 4手前がタケノコ、奥がガシラ。

タケノコメバルは以前煮つけにして食べて、シコシコした身質が他の根魚とは全然違うなと思いましたが、お刺身にしてもやっぱりメバルやガシラとは違う独特の食感です。

シコシコと弾力があり、ちょっと青ベラの刺身に似てるでしょうか…
私は煮つけも刺身も、プリプリのガシラやメバルの方が好きですね。

ともあれ、情報は本当で、タケノコメバルが狙って釣れることが分かりました。
阪神間の近郊でタケノコを狙って釣りたい方にはお勧めの釣り場です。今まとまって入っているようですが、他の時期でも釣れてるみたいです。
本来私はワームでキビレ・チヌを狙っていた釣り場なので、外道でチヌも期待できると思います。


さて、私は前記のように2月下旬まで忙しく、釣りにもほとんど行けそうにないので、ブログに入ることも少なくなると思います。
閲覧やコメント等も少なくなるかと思いますが、顔を出した際はよろしくお願いしますm(_ _)m



使用タックル

竿:アレス ベルダンディ704T
リール:ダイワ カルディア2000+月下美人MXスプール
ライン:PE0.4号
リーダー:フロロ5lb
ルアー:シュラッグミノー、メバミート等


お正月も終わりましたね。

私は半日遅く、今日朝一で地元を発ち、昼から出てきました。
これから一月半ほど…今期の追い込みでかなり忙しくなりそうです。気持ちを入れ替えて頑張りましょう…

さて、休み最終日の昨日4日
前日に無事初釣りを済ませることが出来ましたが、年末からの餌が余っていましたので、餌を使い切るため最後の投げに行ってきました。

用事を済ませ10時に出発。
今回はなんと実家の母親も一緒です。前日の初釣りで予想外に手前でも魚が釣れたので、オカンでも釣ることが出来るかと誘いました。

ルアーロッドで40mほど投げて母親に竿を渡すも、この日は手前で掛かるのはチャリコばかり…
私も2色手前から探るもチャリコとヘダイ…

オカン、寒さでわずか3投で車に戻りました。
「あんたら、こんな寒い中よくやるわね。馬鹿じゃない。」と…

母子の交流のつもりが…大失敗です。

あと1時間だけやらせて―と一人釣りを続行。

この日は珍しく、キス釣りの人がいました。夏場でも本格的なキス釣りをやる人はほとんどいない地域で、「青い竿」と「白い竿」で投げているキャスター二人組…
挨拶をして話しかけてみると、20年くらい前からここで越冬狙いをしているとのこと。私よりこのポイントの先輩がいらっしゃいました。

クーラーの名前を見ると、それもそのはず…地元の雑誌でよく見るキャスターの方でした。

曰く、5色辺りでポツポツ当たるよ…とのこと。

見ていると移動しながらポツポツと拾い釣りをしておられますが、昨日に比べてペースはかなり悪そうです。
良い釣り座はチヌ釣りの人たちで埋まっているので、私もその方々もキスがあまり溜まらない良い釣り座ではなかったのですが、それでも釣られてるあたり流石本物のキャスターです。

車でオカンを待たせる似非キャスターは、3投…5投…と全くキスが当たりません。

昨日好調だった手前を捨てて、当たるという5色沖を狙おうとするも、強い北風でフロートシンカーが大失速して4色手前に着水。ダメだこりゃ(笑)

シンカーをムクに変えて投げ直し、ようやく当たりました。

イメージ 1仕掛けグチャグチャ(笑)

寒波による水温の低下が効いてきたのか、前日の初釣りよりガクンと喰いが悪くなりました。
こんな時ほどじっくりやりたいのですが、オカンを待たせるので5匹ほど釣って一旦帰宅。先のお二人もほぼ同じタイミングでポイントを移動してました。

まだ昼過ぎなので一人で再び出直し。
こういうことが出来るあたり、やっぱり釣り場が近いって素晴らしいですね。

イメージ 2午後からは風に強い別の場所へ…こちらはよく喰いました。タフコンディションを楽しむつもりが、結局釣れる場所へ足が向いてしまうとは情けない…

そんな感じで餌を使い切り、納竿。

イメージ 3

22,3㎝くらいを頭に30数匹1kgちょいの釣果でした。
この時期は割と型が揃うので、匹数より重量のほうが見栄えがいいですね(笑)

ちなみに、キスではなくこんな嬉しい魚も釣れました。

イメージ 4

20㎝オーバーと無駄にデカいマハゼ。前日も釣れたのですが、この日も4匹釣れました。何年もここで越冬鱚を狙っていますが、マハゼが揃って釣れるのは初めての経験です。
産卵場所?ヒネハゼの越冬場所?にもなっているのでしょうか。いずれにしてもキスの越冬場所としても適した場所である証拠であると言えそうです。

この時期にハゼの天麩羅が食べられるとは幸せです。感謝しながら、今回の帰省での最後の夕食として家族で美味しく頂きました。


今年も年末年始で越冬ギス狙いを楽しめ、約110本くらいのキスを釣ることが出来ました。型も初釣りの26.5㎝を始め、結構良いのが出てくれました。

今回も全体を通してこの時期としては喰いが良すぎるくらいでしたが、時間によって食い渋って掛からないアタリが増えたり、ポイントがシビアになって数メートル範囲での勝負になったりとこの時期らしい楽しみも出来ました。

本気で数を狙いに行けばもっと釣れたはずですが、帰省先でしか出来ないせっかくの機会ですから、色々と試したく敢えてパターンを外してみたり、遠回りしたりと色々なことを試しました。

この度の釣行で特に注目したのが、針先形状とエダスの長さ。

一つの仕掛けの中に異なる針や、長さの違うエダスを混ぜ(本当はあまりやるべきじゃないと思いますが)て釣ることで、これらのパラメータの効果を見出そうとしてみました。

キススぺのフトコロをフォーセップでわずかに曲げるとその針だけ虫食いでキスがついていたり、今まで使ったことのない長さのロングエダスを使って利点・欠点を感じたり…とわずか3日の釣りの中で、自分なりに色々なヒントを見出すことの出来た濃い釣行になったと思います。

やっぱりこの釣りは最高に面白いです!


使用タックル
 
竿:プライムキャスター27-405
リール:エアロXT+04EVスプール
ライン:PE0.6号
力糸:自作テーパー0.7~6号相当12.5m
自作フロートシンカー、ダイソー天秤カッ飛びチューン+φ1.2mm-160mm×φ0.8mm-150mm半誘導L字天秤
使用針:キススペシャル7号、キスR8号、キスZ8号
餌:青虫
明けましておめでとうございます
今年最初のブログ更新です。今年もよろしくお願いします。
 
2015年は、私にとっては節目の年です。
ようやく住み慣れてきた大阪を離れて、新たな地で頑張ろうと思います。
 
忙しい年になりそうですが、まあ魚釣りの方は今まで通り暇つぶし程度に適当な感じで楽しもうと思ってます。
 


 
さて、新年のご挨拶と今年の抱負を述べたところで、本日は今年の釣り初めに行ってきましたのでその釣行記を…
 
山陰は大晦日~2日まで大荒れ(暴風で吹雪)で、外出すら出来ないような天気でしたが、本日はようやく晴れ間が戻りました。
もちろん海は大荒れですが、越冬ギスを釣る湾内は釣りが可能です。
 
ということで、毎年恒例の新春キス釣りへ。
 
イメージ 1まずは昨年殺した魚たちの供養のために魚霊塔に参ってから…
 
イメージ 2お神酒を差し上げます。これも毎年恒例。
 
そして、マイポイントに走って釣り開始。
年末に行ったポイントとは違います。前回のポイントの方がよく釣れるのですが、ここ自分で開拓したので好きなのです(最近冬に釣れる場所とようやく紹介されだしたみたい?)。
ここだけは、誰が来ても俺の方が釣る…という気持ちがある場所ですね。
 
今日釣りができる貴重な場所だけあって釣り人は多いですが、チヌ釣りとサゴシ釣りの人ばかりで投げ釣りはもちろん私一人。
 
実績の高い港内の船道を狙って一投目。
しかし…嫌なアタリ…上げてみると、今年初の魚がメゴチでした。幸先悪い…
 
その後、5投ほどするもキスからのコンタクトが無し。
ピンポイントで実績のある場所なので、これだけやってダメなら今日は居ないと判断して釣り座を移動。
 
釣り座を変えて沖向きに遠投して探ります。
 
とりあえず、5色弱で当たってきました。
イメージ 3今年初のキスと、何故かマハゼが一緒に釣れました。小さい。
 
その後、付近を探るもパッとせず、天秤を変えて更に遠投しますが投げてもイマイチ魚の居場所をつかめません。
 
やはり昨日までの大寒波で魚の活性も良くないのか、今年このエリアがダメなのか…
「これは早いとこ見切って別のエリアに移動だな…」
と考えながら、ダラダラとサビキ続けていると…
 
トンっ…というアタリ。驚きつつ、反射的に竿先をわずかに戻すと、ブルルルルっという本アタリが!
 
イメージ 4
 
追い食いをさせてまずまずサイズを3連でゲット。
 
何が驚いたかというと、なんと喰った距離が1色半(40m)と超近場だったこと。
 
この場所は沖に向けて駆け上がりが何段かあり、その各ブレイクランを探っていくのですが、いつもは狙わない(狙っても例年冬は喰わない)一番手前のブレイクの下で喰ったのでした。
 
次の投入は思いっきり近投し、2色以内を探ると再び同じポイントで釣れ、その後着々と追加できました。
 
釣れないと遠く遠くに投げたくなるものの、実は灯台下暗しなのはよくあることですが、新年からそれを痛感できました。
 
しばらく、近距離戦が続きますが、昼過ぎからキスの群れは移動したのかチャリコばかり当たってくるようになり、再び沖から探ってくると3色チョイでポツポツとアタリが出て、比較的良型がよく釣れるようになりました。
 
風も強くなりかなり寒いですが、寒さに震えながら良型キスのあの激震を感じる冬のキス釣りが、私はなんとも好きなのです。
 
そして、ゴゴゴゴゴンっ…と一際強い激震が!!
 
実はこのちょっと前に小チヌが掛かってよく引き、チヌが全く釣れていない周りのチヌ師達からの目線が痛かったのですが、これはタイの引きでも無さそう。
しかし、キスなら大きそうなので、約100mの巻き上げもばれない様にドキドキです。
 
上がってきたのは…
 
イメージ 5
 
これはデカい!26.5㎝でした。
新春からこのサイズが出れば言うことありません。多分今年の最長寸になることでしょう(笑)
越冬ギス長寸勝負を申し込まれてた(?)ので、私はこれで…(笑)
 
釣果もそこそこあるし、体も凍えてきたので、この1匹をもって納竿しました。
5時間ほどの釣行でした。
 
では今年も…
 
イメージ 6
 
明けましておめでとうございます。
 
本日の釣果は、26.5㎝までのキスが32匹
20オーバーが5本と型も良く、大変満足な初釣りとなりました。一投目がメゴチだったときはどうしようかと思ったけど…(笑)
 
イメージ 7
 
釣れたキスは知人にすぐにクール便でお年賀代わりに…??
 
イメージ 8一番大きな奴と、他何匹かは自分で刺身でいただきました。年末に貰ったコノシロも良い塩梅の酢漬けになってますよ。
 
今年の転居先では、おそらくキス釣りがメインの一つになると思いますので、当面の今年の目標は今日の一匹以上のサイズを釣ることにしようと思います(笑)
 
 

 
使用タックル
 
竿:プライムキャスター27-425
リール:エアロXT+04EVスプール
ライン:PE0.6号
力糸:自作テーパー0.7~6号相当12.5m
自作フロートシンカー+φ1.2mm-160mm×φ0.8mm-15mm半誘導L字天秤
使用針:キススペシャル7号、キスR8号、闘魂T-18号
餌:青虫と砂虫(釣果の9割は青虫)