今週末は両日お仕事…
と言っても、今日は遊びみたいなもの(?)で、うちの職場が主催する川の幸を食べる食育イベントがありました。
例年、鮎、ツガニ、ウナギ、そしてすっぽんがメイン食材だったようですが、今年は鮎もウナギも絶不漁で例年の数を揃えようとしたら大赤字になってしまいます…
ということで、仕入れ担当の私自ら食材を確保しようと、夜に手長エビを獲ったり、ウナギを釣ったり、ゴリを獲ったり、ハゼを100匹分釣ったり…とやっていました。この前のうなぎ釣りや、ブラックバスを釣ったのも実はそのためです。
しかも、すべて勤務時間外に無報酬やるという涙ぐましい努力の結果、なんとか食材をかさ増しし、十分黒が出るほどコストダウンに成功しました。
で、イベント当日の本日の朝。
最後の食材調達に、シーバスを釣りに川に向かいました。シーバスは川魚では無いだろう-と各所からクレームも出かかっていましたが、川に上ってきたスズキなら立派な川の幸です。何しろコスト0で歩留りがあるので、かさ増しには持って来いです。
一応以前釣ったのが冷凍してありますが、出来れば洗いで食べられる活きの良いのを釣りたいところ。事前に通告したメニューにもちゃんと「川鱸」を載せているので、釣らない訳にはいきません。
まあ、最近近隣ポイントのパターンを抑えてきたのでボウズ知らずなのですが、こういうプレッシャーがかかると緊張するものです…
…その証拠に、開始20分ほどでようやく捉えたアタリ、しかも60㎝級のまあまあサイズをバラシてしまいました(TT)
プレッシャーに弱い!
気を取り直して、同じパターンで水門内にキャストすると、再びバコッと出ました!
同時にドラグが鳴ります。40~60㎝が多いポイントですが、一回り大きいのが出てしまいました。
そして悪いことに、水門の奥で喰ってきたので、最初の走りで水門の「向こう側」に回られてしまいました…不覚…
ラインをフリーにして指でテンションを調節しながら、魚が良い位置に戻ったのを見てなんとかリカバー成功。ちょっとヒヤヒヤしました。

幸いにもフッキングが良かったので、あのようにリカバーが出来ました。

73㎝とまずまずのサイズでした。
これならなかなか食う程あるでしょう。
主催者の意地で釣った一本!
で、これを持って会場入り。シーバスは洗いになりましたが、心配していた臭みは全くなく結構好評で余ることなく食べきられました。

先日釣ったうなぎも。ナマズもいるよ。

これはめったに食べれない珍品、アユカケの刺身です。
その他、色々な川の幸が並んでいましたが、色々な段取りに忙しかったスタッフの私の口にはほとんど入りませんでした。というか、沢山料理を作るとそれだけでおなか一杯になりますよね…
でも、こういうイベント事って、一番楽しんでいるのは実は主催者側の方ーというのが多いですよね。今回も、参加者たちは目の前のものを食べるだけですが、食材集めに東奔西走した私が一番楽しんでいたのは間違いないでしょう(笑)
使用タックル
竿:メジャークラフト スカイロード662L
リール:ダイワ トーナメントエアリティ
ライン:PE1号
リーダー:フロロ12lb
ルアー:PB-85N