最近、仕事での対外向けの催し物が毎週続き割と忙しい…釣りも朝イチか夜だけになります。
最後の休みが先週の土曜日だったのですが、その日は凪でしたので、最近よくシーバスを狙うサーフに行きました。
凪なのにシーバス…?
いえ、これを釣ります。

そう、キス釣り。
といっても、ただキス天が食べたかったためだけではありません。
このサーフは、最近シーバス狙いで初めて釣りだした場所。
平均水深50㎝くらい。歩いて沖まで行けるほどのド遠浅のサーフです。

少し波気がある日にはこんな状態、如何にも浅いのがお分かりでしょう。
何故こんな場所をわざわざ狙うかというと、波が立ちやすいのと、流れ込み&消波ブロックがあるため地形変化が多そうであるため。
現にこんなドシャローポイントで先日シーバスを仕留めています。
しかし、シーバス狙いの時は荒れ気味の日を選んで釣りますが、そんな日にルアーを曳いてもなかなか地形が完全に把握できません。陸上の地形からの推測です。
そこで、凪いだ日にキス釣りを行うことによって、地形を把握しようという訳。
まず、波が小さいため、波の崩れ方や海岸線の形での地形把握がし易い。
そして、キス釣りの天秤を曳いた感触、さらにキスが喰う場所で陸上の地形で予想した水中の地形変化を確認する。
最後にウェーダーを履いて歩く。
…という作業です。
別にシーバスのベイトがキスという訳ではありませんが、ルアーの届く距離に「かけあがり」らしいものも乏しいこのドシャローサーフの中キスが喰ってくる場所―つまり海底の溝やえぐれている場所は、ベイトやシーバスの回遊コースになっているということです。
事実、キスが喰ってくるの場所は、シーバスのアタリがあったポイントとリンクしていました。
この確認作業の方法は、投げ釣りとルアーの両方を嗜むために出来ます。

そのオマケ(?)にキスも食べられる!

これが先週末の作業。今までボンヤリしていた地形を頭に入れることが出来ました。
で、確認作業が終わったら実践と行きたいところですが、日が落ちるのが早くなり夕マヅメは出撃できなくなったし、朝見に行っても最近潮が低く(本当に日本海の潮汐はデタラメ…)てポイントに水がなかったり…となかなか上手くいかなかったのですが…
今日の朝イチで竿出ししたところ…

来ました!
50㎝級の砂ヒラです。
先日川の中で釣れたヒラフッコは交通事故感が強かったですが、ちゃんと荒れた海で出ると嬉しいです(笑)

サイズは落ちましたがもう一本、ヒラセイゴ。
久しぶりに出て、満足。

帰って腹を開けると10㎝級のカタクチイワシが!
これが入ってきたら、そろそろスズキも青物も期待できそうですね!