突然ですが、皆さんは自身の出身、あるいは現在お住まいの街の「姉妹都市」ってどこかご存じでしょうか?
大抵の街には、「姉妹都市」なるものがあるそうです。
さて、かくいう私も、自分の出身地(島根県益田市)と現在の居住地(大阪府茨木市)の姉妹都市がどこかなど、全く知らなかったのですが(地元が中国のなんとか市と姉妹都市だと言うことは知ってましたが…)、この度驚きの事実が発覚しました。
先週地元の友人がFBに書き込みをしていたところによると、「益田市の物産店が姉妹都市の高槻市で開催」とのこと…
他の用事があったので行けませんでしたが、高槻市というと私の住んでる茨木市のお隣です。
昨日も、ヘラブナ釣りに行くために集合場所のJR高槻駅に行ったばかりです。
近くに住んでいるのに、高槻と地元が姉妹都市の提携を結んでいたとは全く知りませんでした…ちなみに高槻市民のKATAさんもご存じなかった様子…
ここで疑問が、何故地元と高槻が姉妹都市になったのでしょう。もう姉妹都市を締結して40年近く経っている(もともと益田市と合併前の匹見町と姉妹都市だった)ようです…
姉妹都市の提携には、環境が類似している、あるいは提携前から市民レベルで交流しているなど、提携のきっかけとなる事象がある-などの要因があるそうですが、かたや大都会大阪のベッドタウン、かたや未だに国民の大半が鳥取県との区別がつけられない島根県の中でも端っこにある過疎化と高齢化が進む街です。
思いつく共通点と言えば…
・府県下の中でも地味な立ち位置
全国的に「大阪」といえば、大阪市やだんじりで有名な泉州地方がイメージされますが、高槻や大阪大学のある北摂地方は地味な立ち位地でしょう。全然「大阪」という感じはしませんし、住人のほとんどはノリツッコミを会得してません。南の方に住んでる人は、下手すると高槻は京都府だと思ってる人もいるかもしれません。
かたや益田市といえば、「島根県」と聞いて日本国民が辛うじてイメージできるかもしれない県庁所在地の松江市や「出雲大社」から遠く離れた西の端。「石見銀山」ですら2時間以上は掛かります。ほとんどの人は山口県か広島県だと思っているでしょう。
・清流と緑がある
益田市や合併前の匹見町といえば、何が日本一なのか分かりませんが「日本一の清流」に選ばれたこともあるらしい高津川があります。私的にはシーバスリバーですが、鮎釣りや渓流釣りで有名です。鮎マスターズの決勝も開催されています。あとは山と畑しかありません。
高槻には大阪の清流(?)、芥川があります。こちらも鮎やトラウトが放流されています。北に行けば山と畑が広がっています。
・有名歌人にゆかりがある
益田市は万葉歌人の柿本人麻呂のゆかりの地です(左遷されて住んでいた)。小中高と全ての学校の校歌に出てくる有名人です。高槻は能因と三十六歌仙の伊勢のゆかりの地だそうです。
無理やり共通点を探すとこんなところ…
ちなみに高槻のもうひとつの国内の姉妹都市は福井県の若狭町だそうです。こちらもあまり共通点が見えません。
高槻市、益田市、若狭町の3都市の一番の共通点といえば、私あおり~が釣行に訪れているということでしょう(笑)
まあ、姉妹都市なんてノリで決まるんですかね~?
皆さんも自分の街を調べてみると、意外なところがの姉妹都市になってるかも…