今日の楽器の青ラボ代表は
鍵盤が戻らなくなってしまった、
というピアノの修理をしたそうです。
今回は湿気が原因だったそう。
ハンマーの回転運動をしている場所の中心には金属のピンがあり、
その周りに布、その外側に木があります。
布や木、特に布が湿気で膨張しやすく、
布がピンを締め付けることになって動きが悪くなっていたそうです。
今回はピンを細いものに交換し、スムーズな動きに戻りました
逆に乾燥するとゆるゆるになるので
そんな場合は太いピンに交換するんだとか。
けっこう…面倒ですね(笑)
そんなトラブルをなるべく減らすためにも
ピアノのある部屋は一年中エアコンや加湿器、除湿機などで環境を一定に保つのが理想です。
コンサートホールのピアノ庫はそうやって保管しています。
ただ、…
一般家庭だとなかなか難しいですよね…
特にキッチン、洗面所やお風呂が近いと湿気が多くて問題が起こりやすいみたい。
ちなみに我が家のピアノはリビングダイニング隣の和室に置いてあります。
普段は襖を開けて続き間にしてますが、
キッチンで料理するときは襖をしめるとか、
加湿器はなるべく離して設置するとか
多少….ですが気を使っています。
皆さんも部屋の環境にも少し気を配って
大切なピアノが長く元気に響いてくれるようにしてくださいね
