有望な物件に出逢いましたが、焦りは禁物です。
行政が態度を一変させたからとはいえ、注文住宅を建築できずに今に至ります。
まずは、落ち着くために素数を数えましょう(おい
※著作権的にはアウトなので、抗議などが寄せられ次第、速やかに消します
次に、メリットとデメリットを挙げて検討します。
<メリット>
・立地がそこそこ良い
最寄り駅から歩いて12分ほどで、途中にはスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニが点在。大通りに面しておらず、車通りは少ない。隣に豪邸があり、その高い防犯性(勝手な想像)で我が家も守ってくれるに違いない(他力本願)。ハザードマップは真っ白で、防災性にも優れる。
・地盤が固そう
売り主の不動産会社Fが、隣接する建売住宅兼モデルハウスを建てる際、一緒に土地を造成。一定の安心感を備える。
・割安感がある
土地の値段は相場よりも少し“強気”ながら、地盤改良(調査して必要な場合)と外構の工事は不動産会社が負担。建物も、独自の契約で施工会社の正価より2割ほど安い。
・自由設計
間取りなどは自由に決められる。夢に終わった注文住宅を依頼したA社は、風呂を2階に上げる場合に費用がかかったが、不要。耐震等級も、希望すれば対応するという。
・一級建築士が担当してくれる
間取りは、売り主の不動産会社が提携する一級建築士と決める。有資格者が絶対ではないものの、信頼性は高い。
<デメリット>
・狭い
土地が駐車場を含めて23坪弱と狭い上、条例で3階建ては不可。大家族には適さない。
・施工会社の評判が芳しくない
インターネット上で検索すると、店舗や人による優劣が目立つ。そもそも、建てた人のブログやウェブサイトなどが少なく、判断を下しづらい。
・オプションが嵩みそう
渡された標準仕様書、標準仕様書に則った建売住宅兼モデルハウスを見ると、私と妻の望みを満たすためには数百万円の追加費用を要する。
当然、メリットとデメリットの足し引きです
狭さは、それほど気になりません。夫婦とウサギだけですからね。
評判も、結局は「人」です。ハウスメーカーに限らず、どの業種でも「満足した人は、わざわざインターネット上に書かない。ゆえに不満、批判の声が目立つ」とされます。チェックさえ怠らなければ、トラブルには発展しないのかなと。しかも、我が家と不動産会社の担当者、ホームインスペクションによる“トリプルチェック”ですからね
ホームインスペクションは渋られるとも聞きますが、「構いません」というスタンスでした
住宅の性能、すなわち耐震性や断熱性、気密性などについては、私も妻も関心が薄いです
共に木造の戸建てで育ち、結婚後は軽量鉄骨、木造、鉄筋のアパートおよびマンションを経験しましたが、雪が年に1度降るか降らないかという立地的な恩恵か、暑さや寒さに悩まされた記憶はないですし、東日本大震災の時も食器棚の引き出しが1つ飛び出た程度。もちろん、油断は大敵ですが、“オーバースペック”は求めていません。
夫婦とウサギで、過不足なく生きていければいい。
それが我が家の価値観です
共働きですし、納得できなかったら違うハウスメーカーで建て替えればいい(暴論
売り主のF社と夢幻に終わったA社は銀行の担当者が同じで、住宅ローンの申請に必要な書類がスライドできる(ルール的にはグレーですが)のもメリットです。
S社の時に本審査を通っていますが、もちろん、土地や建物が変更されれば再審査ですよ
メリットやデメリットについて夫婦で話し合い、最終的には水道利用加入金など60万円余りの値引きを担当のM氏から“勝ち取り”、仮契約を結びました。
時系列では、2020年12月上旬です。