シャイニング 上  スティーヴン・キング | 青子の本棚

青子の本棚

「すぐれた作家は、高いところに小さな窓をもつその世界をわたしたちが覗きみることができるように、物語を書いてくれる。そういう作品は読者が背伸びしつつ中を覗くことを可能にしてくれる椅子のようなものだ。」  藤本和子
  ☆椅子にのぼって世界を覗こう。

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)/文藝春秋
¥994
Amazon.co.jp


学生を殴ったことで、プレップ・スクールの英語教師を首になった作家:ジャック・トランスは、飲み友達:アル・ショックリーの紹介で、《景観荘(オーバールック)》ホテルの冬季管理人の職を得る。美しい景観が売りのコロラド山中にあるそのホテルは、冬には雪に閉ざされ、外界とは完全に孤立する。妻:ウェンディと五歳になる息子:ダニーと共に《オーバールック》に住み込んだ一家の前に次々と不思議な現象が起き……。




図書館本です。
買い替えたようで、キラキラまっさら。
新着棚で見つけました。

ホラー叫びです。

ず~っと迷ってました。

恐いかなぁ。
恐そうやなぁ。

えいやぁグーと気合を入れて、借りました。

途中放棄もアリで、取り合えず上巻だけお持ち帰り。

そんな大層なもんでもないけど。。。あせる



読み進むうちに、一家の問題点が、徐々にあらわになっていきます。

アルコール依存症ビールの夫:ジャック。
実母を嫌悪し、その支配から逃れようとしている妻:ウェンディ。

それぞれ、機能不全の家庭で育った二人。

そんな二人の息子:ダニーは、”かがやき”を持った男の子。

”かがやき”とは、未来が見えたり、人の心が読めたりするちょっと変わった能力です。


ホラーは苦手で、本も映画も避けてきたので、これがタイトルの由来だったのかと、今更ながら気付きました。
遅っ。ドクロ汗


思いのほか、トランス家の三人の心理描写が詳細に語られていて驚きました。

なるほど、これが人気な理由なんですね。



あれ?

超常現象はなし?


三人の関係が綿密に描かれ、ダニーに、特殊能力が見られるとはいえ、あまりホラーっぽくありません。
もしかして、彼らの心の動きがホラーなのかなと思ったほどです。

特に、ジャックはアルコール依存症だし、それがなせる幻覚なのかなとさえ思いました。


ところが、……。叫び


定石だけど、なんで主人公って、どいつもこいつも行っちゃいけないとこに足を踏み入れたり、止めた方がいいよってこと、やっちゃうんだろうね。むかっ

まぁ、それでないと話が進まないんだけど。。。


上巻の最後が、めっちゃ怖い終わり方です。


気になるやん。

ということで、下巻も借りに行きました。
今、ドキドキドキドキしながら読んでます。