さて、
朝になりました。
やっぱり、
まだ居ました。
まず、
甲斐くんが、
「おはよう」
つづいて、
絹巽(きぬた)くんも、
「おはよう」
でも、
ここ、
日陰で寒い。
移動しよう。
KAKUTAの指に掴まって
日向へ。
おお、
断然暖かい。
ユズの木に
しばらく掴まっていて、
黒いから、
温まりやすいよね、
なんて、
話しかけていたら、
フッと、
ハラハラ羽ばたいて、
飛び立ち、
南の空に消えて行きました。