優月「で?どうするの?」


祐介「とりあえず外に出たいんだけどどうすればいいかな?」


まずは外に出ないと始まらないしな


優月「あのドアから出ればいいよ」


優月が指差したのは王座の後ろのドアを開くと

病室のようなものが見える


優月「君がこっちに来てる間は君自身は寝てるから起きたいなら

出ればいいいよ」


祐介「わかったいってくるよ」


優月「すごく残酷な現実があるよ覚悟してね」


その言葉を胸に僕は外へ出た



白い天井が見えるそして動けない


祐介「ここは・・・どこですか?」


上手く声が出せない体中が痛いとんでもない大怪我を

しているみたいだった


看護師「ここは病院ですよ、今先生を呼んできますね」


しばらくして男の先生が来た


先生「君の担当医の本郷と言います、よろしくね祐介くん」


優しそうな先生だ雰囲気がすごく柔らかい感じだ


先生「まず君の置かれてる状況だけど・・・君はバスの事故で家族、そして友人をなくしてる」


!?


先生「自分のことはわかるかな?」


祐介「祐介という名前以外はなにも・・・」


先生「君は希崎祐介両親と2人の妹との5人家族だ、友人の家族と旅行の帰りに事故にあったんだ」


呼吸が速くなる・・・が涙は出なかった家族のことがわからない

写真を見ても他人のようにしか見えない


先生「今後のことはまたにしよう一気に話しても混乱するだけだろうからね」


祐介「ありがとうございます」


先生が出て行ったあと僕は再び眠りに落ちた


優月「どうだった?これが現実だよ・・・」


祐介「他人事にしか聞こえなかった・・・僕の家族のことなのに」


優月「まずは体を治すことだね、じゃないと集められない」


祐介「集める?」


そうすると優月は光る小さな宝石を見せてくれた白くそして優しく輝く小さな光、それが僕には懐かしく思えた


優月「これはね君の記憶の欠片外に出てこれを集めるんだよ」


祐介「こんなの落ちてるわけないと思うけど?」


こんな綺麗な石落ちてたらあっという間にお金に変えられそうだ


優月「君はこれから多分だけどお母さんの妹さんつまり叔母さんの家に行くことになると思う、頼れる身内ってそれくらいだし」


叔母さんがいるのか、どんな人だろうって


祐介「なんで優月さんが知ってるんだよ」


優月「私は君で君は私なんだよ」


???????よくわからない答えが返ってきた


優月「私も記憶のほとんどを無くしてるけど君がほとんどを引き受けてくれたおかげで私は一部の記憶は残してるんだよ」


祐介「つまり二重人格?」


優月「似たようなものかな~生まれたのはもっと前だけどねそれに表に出ることないし」


祐介「どうして?」


優月「お・と・この体で生活したくないもん!!!」


ごもっともな返事をもらいました・・・


優月「さてとそろそろ外の世界に戻りなさい、怪我のリハビリとかやることいっぱいなんだから」


祐介「うん、行ってくる」


僕はそう言ってドアに手をかける


「・・・がれ・・・・・・ど」


誰かの声が響いた気がした