※前置きがクソ長いので画像を見たい人は下までスクロールしてください※


 数年前に『Midjourney』に興味を持ち、実際に使ってみて、途中ですぐに飽きてしばらく生成AIに触れていないうちに、今や世界はとんでもないことになっていた…。

(『instruct-pix2pix』というのも使ってたりする)

 

 というわけで、数日前に『Avalab.ai』なるものを見かけてぼちぼち使っている。

 

 これの何が良いのかというと、なにより使用難易度が他の生成AIに比べて低いということだ。自分のPCにわけわからん生成環境を構築しなくてもVRoidHub(現時点はこれのみ)にアバターがあればそれをベースに画像を生成できる。

 

 ただもちろん、生成AIの基盤のことを考えると学習元の作品の著作権とかそこらへんの話はクリアなわけがない。よって、AvalabにBOOTHなどで購入したアバターや衣装を使う際は、AIへの使用が許可されているかどうか確認する必要がある。

 

 著作権まわりのこともあり、生成AIに関しては嫌悪感を抱いていた。ただ、どうせAIの発展に逆らえないのなら、これはもう楽しむしかないのでは?という考えに至る。もちろん、完全に許容できるわけではないが…。

 これはアレだ。『多すぎる犯罪は取り締まれない』ってやつだ。『多すぎるもの』は止められないんだよ。

 

 俺の場合、AIでの生成物(画像)は個人観賞、イラストを描く際の参考資料や補助的な用途に使うことになるだろう。というかその程度で納めておきたい。他の人に迷惑をかけるつもりは毛頭ない。

 


 では本題。


 

 VRCでかつてメインで使っていたアバター…をCluster向けに用意してたものがVRoidHubにあったのでこれをベースにAvalabを使用していく。

使用した3Dモデルの利用規約も確認済み。AIへの使用について特に表記は無かったので恐らく大丈夫なはず…。



特に何も手を加えず1回目。

インナーが全部紺色に。あと個人的にちびキャラ感が強いのが気になる。

 

 

2回目。
プロンプトに大きな差はないが急に頭身が上がる。

最初から使っている『Full Body』が影響を及ぼしている?

 

 

8回目。

途中で追加した『adult』の効果が出始める。

 

 

37回目。

ジャケット、白いシャツ、紺色のスカートなど、ピンポイントで指示を出すことでキャラクターが安定化し始める。

ここに来るまでに、黄色いスカートだったり、シャツが紺色になっていたりしていた。

 

 

39回目。

ジャケットの腕のラインが黄色なのが気になるが、文句なしの出来具合。

背景への指示も出して華やかに。

 

 

44回目。

Midjourneyを使っていたころに見かけた最強の呪文『armored core』と『transformers』で武装させてみる。

後ろにガン○ムのパチモンっぽいものが出現。そしてどことなくバン○ルビーっぽい…。

 

 

47回目。

一旦完全にロボットになりました。(!?)

 

 

49回目。

全身出力の指示を切りつつ別の表情の指示。

何故かニーハイブーツに。

 

 

51回目。

44回目の時には『Boots』の指示があったが、それを削除。謎のダブルヘッドがあるものの、なかなかいい感じのマシン武装に。

以後、同じプロンプトで何回かやっても背後にロボットが出現するばかりで、武装してくれなくなった。

 

 

52回目。

Xで他の人が良さげな表情のプロンプトを公開していたので使ってみたところ、何故かSDキャラに。でもこれはいけると確信する。

 

 

76回目。

すげえいい感じのものが登場。いくらか気になる部分があるけど文句はない。

 

 


 今回はこれにて終了。なかなか楽しめた。

 

 改めて、生成AIに関しては学習元のことを考えると正直なところ許容しがたいものはある…。しかし、今やもう止められない存在と化してしまったし、ある程度は許容したほうが生きやすくなるのではないのか…?とは思う。

 そもそも、ありとあらゆるものは先人たちの知識を基に誕生している。

 

 さて、これは考えれば考えるほど頭が痛くなる話題である。この先、どうなっていくのだろうか…。