設備30 ブルーシートの色は反射する | あおきみさんの ここちいい家づくり 

あおきみさんの ここちいい家づくり 

50代夫婦が自然素材で小さな家を建てました。
そのいきさつを書籍化した「あおきみさんち、家を買う。」(2016年)の続編として、
本に入れ込めなかった当時の設備探し&もろもろを、またここで綴っていきます。

ヨガのあと、差し入れに行こうと思うが、小雨。工務店さんに電話して、「こういう雨の日でもやってるんですよね?」と確認すると、もう屋根もできてるし、やってるとのこと。

 

今日は、大工さんおひとり。

 

こないだ社長に「中も入っていいんですか?」と聞いて、「いいですよ。まだ階段がついてないので、落ちないようにだけ、気を付けてください」ということだったので、2階も見せてもらう。
 

 

大工さんと、少し話。「どこか見学会行かれました?」と聞かれ、答えたら、そこは、この大工さんがつくられたとか。大工さんって、上棟のあとは、ほとんどひとりで家を仕上げられるよう。知らなかった。



窓はもう全部入っていた。羊毛のような断熱材も。ベランダの防水もされてた。かなりのブルーグレーのように見えたので、「これはもう、この色なんですね?」と言う。

「そうですね。ブルーシートの色が反射してるのもありますけど」とのこと。「わかりました」と言ったが、ベランダの色とか、そういえば打ち合わせなどしてないなあ、と思い、そうかあ、でもまあ、しょうがないかあ……と思っていた。

 

「底冷えしますね」と言うと、「動いてるほうが、まだいいですよ」と。ほんとに着込んでても、しんしんと冷える。夏は暑いし、冬は寒いし、たいへんなお仕事。

 

 

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別の日。

以前のノートをいちから見返して、「TO DO(やること)」をまとめる。途中で思いついて、図面ではわかりにくい「ここの幅、上端から何センチ」とか、工務店さんで聞いて、ちょいちょいノートに書いてたものを紙1枚にまとめ、家のサイズ表と一緒にしておく。棚の出とか。
 

ノートが3、4冊になると、どこに書いてあるか、だんだん探せなくなるので、ポストイットもつけて、そこに「台所の棚」とか、「下駄箱」とか書きこんでいたが、この決めたサイズ表があると、より便利。

 

 


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今週、なんだか怒濤の一週間。まず今日は、くにぞうが午前中だけ、時間があるので、急いで現場へ。上棟から行ってないので、もう1ヶ月くらい。写真は、行くたびに見せていたけど。

 

途中でキッチン製作の半金を振込。金額が多いと緊張するので、くにぞうに操作をやってもらう。差し入れを買い、タクシー。

 

 

今日も大工さんおひとり。ちょうど行ったら、たいへんな取り込み中。電話連絡とか、バタバタされていた。その間に1階を見せてもらう。西側の窓も開いてたので、もう明るい。

 

大工さんはバケツに水と電熱器具を入れて、お湯にし、缶の飲み物を温められていた。あ、こういう装置もちゃんとあるんだ。よかった、冷めないで。私達も外国に行く時、飲むお湯をつくりたくて、小さい器具で同じようにしていたことがある。



大工さんが戻ってこられて「手違いで、窓がまた全部届いちゃって」と。おおおおお。そんなことが! あとで社長に聞いたら、手配会社の間違いとのこと。あの窓、私たちの家のサイズだし、いったいどうなるんだろうか。

 

 

シロアリ対策のホウサンも、もう撒いてあった。柱に「散布済み」というような紙が貼ってある。作業員さんは、マスクもせずに撒くとか。大工さんも、ついている粉を手で触って、「これホウサンなんですけど」と。安全だから、ということだ。

 

床を指して、「これが防水です」と大工さん。ウレタンの脇に、モコモコの泡みたいなので、すきまがふさいであった。


2階へ、はしごを上がる。

 

 

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くにぞう、久々で、2階も初めてなので「実際見ると、(窓から外が見えて)いいねえ」と言っている(お隣との窓がひとつ真正面なのは、最初くにぞうは「ほんとに?!」と言っていたけど、「まあ、もう難しいし、しょうがない」と)

 

そして今日は晴れてるし、もうブルーシートがないため、ベランダの床の色がちゃんとグレーに見えた! 普通のグレー! あー、よかったー。そんなに違うんだな。

 

 

くにぞうが、大工さんに「いやー、ちょっと来ないと、すごい出来てて素晴らしいですね」みたいに言うと、「今のこの状態で、大丈夫ですか?」と。「全然大丈夫ですよ」と言うと、「よかった」みたいな。くにぞうの目や喉のことを気にしてくださってて嬉しかった。

 

「じゃあ、よろしくお願いします」と言って、帰宅。遠山さんから留守電入ってて、折り返す。キッチンの仕様の細かい話で長くなった。午後から私だけ、M工務店さんで打ち合わせだったので、大急ぎで飛び出す。

 

 

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打ち合わせ。他に考えることが山積みだったし、「スイッチやコンセントは、そんなこだわりないから、いいか」と思ってたのだけど、「ちなみにスイッチって、白いやつですか?」と聞くと、「こういうのもできる」と別会社のカタログを見せてもらったり、パナソニックの中身を使いながら、外側だけこういうのもあるとか、教えてもらった。

 

そういうの、言えばあったんだ。というか、言わなかったら、そのままになっていたんだ。

 

カタログを見ながら、途中で電気工事の方に電話で、「これは使えるのか」など聞いてもらう。「こっちは使えるが、こっちは高い」などの話。で、カタログだと、よさそうには見えるが、素材感がわからないし、触ってもみたいので、パナソニックのショールームに、明日見に行くことにした。

 

 

 

 

[この頃の家の中]

 

 

 

話とは関係なく、トイレ。正面には棚ひとつ、つけました。その金具は、私が古道具屋さんで買ってきたもの。

 

TOTOの、かなり以前のタイプのトイレ。もうショールームにも、なかなか置いてないくらい。

 

トイレ内の手洗いの予算がなかったことや、ウォシュレットや暖房も不要で、電気制御にもしたくなかったので、原始的なタイプのトイレにしました。(タンクレスのには、たしかみな、ウォシュレットが付いてて。私は、ウォシュレット自体の掃除が……、考えると気が重く)

 

手でできる動作(水を流す)で電気を使いたくなかったり、災害時の停電などにも、もしかして都合がいいか、などなど考えてのことでした。将来こういうのがなくなったら、もう、しょうがないけど。ウォシュレット付きより、かなりお安かったと思います。

 

 

 

[今日のひとこと]

差し入れは、大工さんが自分で持ってこられる飲み物の、空き缶が現場に置いてたあったりするので、それを見ると好みがわかります。コーヒーも、ブラックじゃなくて、カフェオレのほうがお好きなのかな、とか。


また現場に来てなんて声かけていいか、最初はわからなかったけど、だいたい定まってきます(自己判断)。「こんにちはー。おつかれさまですー。寒い中、ありがとうございます」など。「よろしくお願いします」と言って引き上げてました。

 

 

 

 

●ちなみに、2016年に取材にきていただいたWEB「100%LIFE」で、家の中が見れます。

(レンズの関係で、本棚とか、やや伸びて写ってるものも)

タイトル:「自然素材にこだわり抜いた本質的な暮らしの贅沢」

 

『あおきみさんち、家を買う』の中にも、家の写真あります。

 

 

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