設備28 差し入れ&年越し、窓を私が誤解 | あおきみさんの ここちいい家づくり 

あおきみさんの ここちいい家づくり 

50代夫婦が自然素材で小さな家を建てました。
そのいきさつを書籍化した「あおきみさんち、家を買う。」(2016年)の続編として、
本に入れ込めなかった当時の設備探し&もろもろを、またここで綴っていきます。

偶然、クリスマスイブに差し入れ。ちょっと前にたまたま、ツリーの飾り付けみたいな、人形型のマドレーヌを見つけたので買っておいた。飲み物と一緒に、それも袋に入れておく。

 

大工さんは男の人だし、特にそういうの、なんとも思わないだろうが、余ってお子さんにあげたりするかもしれないしね、なんてひとりで思って。(ご家族のことも特に尋ねてはないけど)

今日は棟梁、大工さんのおふたりだった。ラジオかけながら、仕事されているんだな。いい感じ。
 

お昼が12時、休憩は10時と3時と聞いてて、わりとそういうのちゃんと決まってるらしいので、3時ちょっと前に到着し、「いつもこの時間でいいですか?」と聞いてみると、よいような感じだった。(まあ、ダメですとも言えないよね)


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屋根も、もうついていた。棟梁が「屋根に上がって作業してたら、ここから富士山が見えたよ」と言われ、ちょっとシャイそうな棟梁が、なんか話題をつくってくださったのかなと思うと、帰りに自転車に乗りながら、ひとりで嬉しくなった。

 

「年内は27日までで、年明けは8日から」と棟梁に聞く(大工さん達は、お正月はしっかり休まれるとあらかじめ聞いていた)。「じゃあ、最後の日にきます。よろしくお願いします」と言って、すぐ帰る。私がいると休憩にならないだろうから、と思って。



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そして年内最後の日。朝、現場の社長よりお電話あり、今日はもう大工さんは、お昼で終わりみたいで、午後はいないとのこと。(私が来ると言っていたから、連絡をもらったのだろう)なので、「じゃあ、ありがとうございました。また年明けに」とご挨拶。


年末年始は(帰省はいつもこの頃せず)、ふたり用のおせちの用意、賀状、仕事、取材に備えての家の掃除などで、あっというまに終わる。建築関係のことは、ひとやすみ。

あとで社長の写真で、お正月は骨組みの柱だけの家に、ちいちゃな「しめ飾り」をつけてくださっていたのを見る。かわいい。ありがたい。
 


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年明け、最初の差し入れに行ったら、窓が到着していた。外から、家の骨組みの中に届いてる窓を見ていて、ふと縦格子付きの窓が目に入る。


ん……? 格子(防犯用の柵)で縦格子にしたとこって、なかったはずだけど、と思って、頭をぐるぐるして思い出す。あんな細長いサイズのは……、えーと。

で、「あっ、洗面所に後からつけるアイアンのが、間違って縦格子になってる?!」と思って、しばらくうろうろしていたが、運んでこられたであろうおじさんがトラックに乗って、休憩待ちふうだったので、意を決して、「あのう……、窓を運んでこられた方ですか?」と話しかける。

 

 

「あそこの窓の格子、たぶん間違ってるんじゃないかと思って」と言うと、見に行ってくださって、「それ、洗面所の上げ下げ窓の外側ですよね。そこには後から、アイアンのがつくはずで」と言うと、「これは、えーと?、台所の……」と言われ、「え。台所の……? ドアですか?」と必死に記憶をたぐる。ドアにも格子ついていたけど、この向きじゃないはず。


「これ今、横むいてるから。横向きの窓」

「あ!!!!!」一気にわかる。


「ああ! 台所の、横格子の! あ、そうです! わかりました。すいません!!!」平謝り。その頃ちょうど、棟梁が休憩に2階から降りてこられて、何かあった?風な表情。(音がするから、誰か上にいらっしゃるとは薄々思っていたが、「すいませーん」とも大声で呼べず。まだ階段もついてないから登れないし)

そしたら、その窓を運んでこられた方が、「これ、向きが違ってたから、横向きだと思わなかったみたいで」みたいに、誤解のことを、笑って、ほんのり話してくださってよかった。

 

「ほんとにすいません! 間違えました。大丈夫です」と棟梁にも言う。ああ、よかった。間違ってなくてよかった。

 

今までいろいろ間違えがあって、私がチェックせねばということが、体に染み込んでいるようで、早とちりであった。よかったー。間違ってたら、この方が帰ってしまう前に伝えねば、と必死だったのだ。

 

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今日は、棟梁おひとりっぽい。私も、こないだ地元の電車に乗ってて、車内から初めて富士山がくっきり見えて驚いたので、その話もちょっとする。

差し入れについて、「和菓子と洋菓子と、どっちがお好きとかあります?」と聞いてみると、「なんでも大丈夫です」と。これは、きっと、みな、こう答えることになっているのではないかな。基礎の方もそう言われていたし。


棟梁は、その後「はい、○○さん、コーヒー」と言われて、窓を運んできた方と休憩。やはり缶コーヒーも入れててよかった、と思った私。やはり、大工さんはコーヒーお好きな方が多いのかもしれない。
 

玄関のあたりに座って休憩ぽかったので、「じゃあよろしくお願いします」と自転車で去る。今日はコンビニのシュークリームも買ってみた。コンビニのもおいしいから、こういうのも、いいかもと自分で思う。(冬だから、もし置いといても、悪くならないだろうし)


 

でも帰ってから「いつ頃、窓がはめこまれるんですか」とか、もうちょっと今の進捗状況を聞けばよかったと思ったが、あとのまつり。(が、今考えると、棟梁はそこまで予定をご存知ないかも。聞くなら、現場監督の社長のほうであろう)

 

 

 

 

[その運ばれてきた窓]

 

 

こんなものを、外から見て、よくチェックしたものです……。

 

 

[今日のひとこと]

年末年始は、作業が大きく休みになるので、そこに工事がかかる方は、意識に入れておいたほうがいいかも。でも、会社で違うのかな?

 

 

 

●ちなみに、2016年に取材にきていただいたWEB「100%LIFE」で、家の中が見れます。

(レンズの関係で、本棚とか、やや伸びて写ってるものも)

タイトル:「自然素材にこだわり抜いた本質的な暮らしの贅沢」

 

『あおきみさんち、家を買う』の中にも、家の写真あります。

 

 

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