WISH 38 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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「めずらしいね、翔くんが買い物に

付き合ってくれなんて。」

 

「うん、智くんが使ってるかばんが

いいなぁって思ってたんだ。」

 

本当は、和さんに斗真君と二人で

カレー作りたいから智くんを家から

連れ出してって頼まれたんだよね。

 

 

「智くんは何か買いたいのある?」

 

「そうだなぁ~。

名刺入れが痛んできたかなぁ。」

 

 

やばぃ。


 

なんか変な翔くん。

「う~ん、これはちょっと…。」

俺が名刺入れを見てるとなぜか

否定してくるんだよね。

まぁ、まだ使えるからいいんだけど。

 

 

和さんから、智くんの誕生日

プレゼント相談されて

名刺入れ痛んでたなって思って

 

「名刺入れがいいんじゃない?」

 

「あの…、僕名刺入れって

どんなのがいいかわからないので

翔さん付き合ってもらえませんか?」

 

智くんのことを想って選ぶ

和さんの顔がすごく優しくて

 

「これなんてどうでしょう。」

 

「うん、いいと思うよ。」

 

プレゼント用に包んでもらって

受け取った時の和さんの笑顔が…

可愛かったよなぁ。

 店員さんも顔赤くしてたもんな。


きっと和さんも智くんのこと

好きだと思うんだけど。



智くんの名刺入れ購入を

阻止して疲れた俺はのどがカラカラで

智くんとカフェで休憩。

 

「ねぇ、智くん。

和さんとはどうなってるの?」

 

「どうもなってないよ。

和さんは斗真の担任の先生だし

今のままでいいよ。」

 

「担任じゃなくなったら?

学校異動になったら?」

 

「潤と相葉さんと友達が

続けられれば…。

心配してくれて、ありがとう。」

 

 

「そろそろ、旬くん家に斗真を

迎えにいくよ。」