WISH 27 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
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必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

”智”のメモを見て、

さっきの1位で輪になって喜ぶ

大野さんの笑顔がうかんだ。


さっきは、ゴール(僕)に

向かって走る大野さんは

すごくかっこよかった。


最初は寝起きの大野さんは

何がおきてるのかわからない

様子だったけど、

僕が一緒に走りたくて

手を伸ばしたら掴んでくれた。


手を繋いで一緒に

ゴールテープを切る。

 

「二宮先生が借りてきたものは

なんですか?」

 

「”智さん”です。」


"智"と書かれていた

借り物メモを見せた。

 

「お名前を教えてください。」

 

「大野智です。」

 

「合ってます。

1位おめでとうございます。

ちなみに、校長先生も

”智さん”ですよ。」

 

「あっ!」


はずかしい…。

校長先生の下の名前なんか

思い浮かばないよ。



「二宮先生、斗真くんのお父さんが

智さんってよく知ってましたね。」


「(本当は櫻井さんがいつも

智くんと呼んでいたから)

リレーのチームで智くんって

呼ばれてたのを聞いたので‥。


あと、斗真くんのご両親は

亡くなられてて、大野さんは

斗真くんの叔父さんです。」