とまどいながら 3 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

アメンバー申請していただけるかたへ
20才以上の女性
プロフ画像が設定されている方
必ずメッセージを添えてください。
よろしくおねがいします。

「和也様、和也様、到着しましたよ。」

大野財閥…。
父さんの友達はすごい人なんだね。
大きなお屋敷にまた緊張した。



「長旅お疲れ様でした。潤様にお仕えしております、執事の相葉雅紀です。
和也様、お荷物お部屋に届いています。
旦那様は本日帰宅は遅くなるのでご挨拶は明日の朝にと伝言です。」


「ありがとうございまさす。あの…、ひょっとして相葉さんはまぁくん?」

「えっ!覚えててくれたの!」

「まぁくんの笑顔みて思い出した。」

「そうだよ、まぁくんだよ。かずくんと会えるのすごく楽しみにしてたんだよ。」

「相葉さん…。」

「ごめんね、今は執事の時間だった。
また後程お話ししよう。」


「こちらが、和也様のお部屋になっています。」


「和也様のお母様からお預かりしたピアノもありますよ。」

「えっ!母さんのピアノ?なんで?
俺こんなにしてもらっていいんですか?」

「大野様と和也様のご両親は学生時代からのご友人だったそうです。
お母様が余命が短いと知って大野様にご連絡があったようです。
詳しくは大野様からお聞きください。
こちらのお屋敷には大野様と智様、潤様、執事の私と雅紀が住んでいます。

学校は明日、智様たちと同じ山風学園の編入試験を受けていただきます。ピアノ科ですので実技もあります。
こちらの部屋は防音室になっていますので、気にせず練習してください。」

「ありがとう…ございます。」

すごいところだな…、やっていけるかな?