JN病院物語32 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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朝の回診、智くんとにのちゃんのコンビネーションのみごとなこと。


智くんが、次何が欲しいか予測してわたすにのちゃん。智くんはにのちゃんから渡されるものをさっと受け取って処置してる。


にのちゃんがきてから、主任の仕事がはかどる。俺が忙しい時、新人指導もにのちゃんがやってくれている。研修医の指導までできちゃうんだから医者でもよかったんじゃないかと思う。



物品庫に足りない器材とりにいったら、にのちゃんと智くんが………。


「お取り込み中すいませんが、にのちゃんそこの箱一つ用事がすんだら持ってきて。





「山田くん、赤木さんの転床の準備できてる?時間確認した?」

「準備できてます。転床時間確認します。」

異動してきた二宮さん。笑顔がとっても素敵で、患者さんからも、スタッフからも慕われている。

新人の僕の指導は櫻井主任で、いつも忙しそうにしてて、なかなか声がかけられない。困ってる僕にいつも二宮さんは気づいくれて、「どうしたの?」と声をかけてくれる。

僕も二宮さんのように患者さんからも医師からも頼りにされる看護師になりたい。

でも、これはどうなんだろう。

「なぁ、かず~。あとは翔ちゃんに任せて不動産屋いこうぜ。」

「まだ、黄木さんオペから帰ってきてないじゃない。智オペ入ってなかったの?」

「あとは、縫合だけだからでてきた。」


二宮さんの後ろから腰に手を回して肩に顎のせてる。二宮さんカルテ入力してる。

「じゃあ、家族さんにもうすぐ終わりますって教えてあげてよ。」


「了解。」
二宮さんの頬にキスして去っていった。真っ赤になる二宮さん、可愛い。


にのちゃんがセンターに異動してから心療内科が暗くなった。患者さんもにのちゃんファンが多かったから、がっかりしてる。

にのちゃんが、手伝ってくれていたから診察もカルテ入力もスムーズだったのに、どっちも滞って残業になってしまう。

でも、にのちゃんがセンターにきて翔ちゃんは仕事がはかどるらしく、

「雅紀、終わった?」

とのぞきに来てくれる。


「あと、30分くらい。」

珈琲入れたりして、待っててくれる。

「終わったぁ~。」


振り返ると綺麗に笑う翔ちゃんがいて、

「お疲れ、雅紀。」

俺に跨がってキスしてくれる。今日は雄の翔ちゃんだ。


「今日、智くんとにのちゃんが物品庫で してるのみちゃって、いいなって思っちゃった。家まで待てないよ。雅紀。」



表で絶対イチャイチャしない翔ちゃんがおおちゃん、にのちゃんのおかげでオープンになってきた。ありがとう。