JN病院物語32 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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かずにねこパンチをくらう。

「潤くんに、声聞こえたって言われた。

もう無理っていったのに智が何度もするからわけわかんなくなって、こんな声かすれてるし。」




「んなわけないだろ、サメジマホテルだぜ、壁薄くないだろ。確かにかずの声はでかいけど、からかったんだよ。」



「潤くんにあんなこといって。恥ずかしいよ。」


「松本はお前のことが好きだから、ちゃんと俺のだって見せつけとかないと。」



きょとん顔のかず。

やっぱり気づいてなかったか。




朝食後押し倒したが、思いっきり拒否られた。





フロントでチェックアウトしてると、


「時間前じゃないですか?」

にやにやした松本がいた。


「お前がかずによけいなこというから、させてくれなかった。」


俺の指導医はこんな顔をするのかとおどろいた。


チームで参加する講演はすごく勉強になった。医師の立場、看護師の立場からでは違ったことがたくさんあって、にのの看護師としての優秀なことも再認識した。

センターでも、「潤くん、青木さんの顔色とお腹固いのが気になるから診てもらえる?」

「今朝の採血は問題なかったけど。」

エコーとったら腹腔内出血起こしてて、すぐに手術できた。

色々指摘もしてくれるし、非常に助かっている。にののお陰で俺の評価も上がっている。



「にのって、うちにくるまえどこで働いてたの?」



「……大学病院の救急センターと腫瘍内科……



「すげえとこじゃん。何でうちの病院に?」


「なぁー松本~。」
大野さんが話に割り込んできた。にのがほっとしたのがわかった。

櫻井さんが言ってた嫌なことは大学病院でだったんだ。

ごめんな、にの。大野さんの話にのっかって話題を変えた。