JN病院物語31 | ひよこバッチの大宮さん

ひよこバッチの大宮さん

嵐の大宮さんの小説を読むのが楽しくて、私にもできるかしらと始めてみました。

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朝食レストランで大野さんとにのが入ってくるのが見えた。


二人の周りはピンクのオーラが見えるんじゃないかというくらい甘い。


初めてにのをみたときは女だと思っていた。にのが倒れたときに櫻井さんから少し話を聞いて、辛いんなら俺が傍にいてやりたいなと思ったけど、大野さんのにのを包む雰囲気にすぐに負けを認めた。


にのが男だったのに驚いたけど、大野さんに「僕のものなんだから誰にも触れさせないで。」と言ってるにのが可愛くて、大野さんのものなんだなとやっとあきらめた。




俺に気づいたにのが大野さんとテーブルにやってくる。俺はもう珈琲を数口残すだけ。



「おはよう、松本。」

「おはよう、潤くん。」

にの、声かすれてるぞ、色気だだもれだし。


珈琲を飲み干してにのに耳元で


「お前、声でかすぎ。隣まで聞こえてたぞ。」
顔を真っ赤にするにのが可愛い。


「大野さん、集合は?」

「だから現地集合だって。食べたらまた抱くんだから待つな。気になる。」


大野さん……、どんだけ好きなんだよ。
櫻井さんに聞いたり、岡田さんに抱かれようとしたり、今みたいな発言したり、にののことが好きなの隠さない。

隠さない二人の想いが邪魔されず、いつまでも続きますように。

俺にもいつか二人のように想いあえる人が現れるかな。



「では、現地で。」