もうすぐ弟子入りして一年になります。
本当にあっという間の一年で、果たして自分がどれほど成長しているのか不安に思ったりしてます。
その一方で一年前の愛知での生活は遠い過去のようにも感じたりします。
仏所に入って自分が挨拶すらまともに出来ない半人前だと知らされました。
気付いたのは、伝統のある世界のしきたりや習慣はたんなる形式や精神修養ではなく明確な理由を持ったノウハウなんだということです。
いかに効率よく仕事をする環境を作るか。一人前の職人になったときどうやって人付き合いをし、誠意を形にすればよいか。
そういった先人達の知恵が受け継がれているんですね。
本当に勉強になります。
あと問題は自分の身に付くかどうか…。