今日は暑かったですね。
エアコン入れてるお店も多そうですが、電力は大丈夫なんでしょうかね。

今日は先週絵で紹介した広目天について書こうと思います。

仏像にはいくつか種類が有るのですが、広目天は名前に天とあるように天部というグループに入ります。
天とはデーヴァdeva、インドの神様です。もともと仏教のものじゃなかったんですね。

広目天(サンスクリット語でヴィルーパークシャviruupaakSa)は帝釈天(インドラ)に仕える四天王の一尊です。インドラはヴェーダに登場する神様の軍団の大将で古代インドの中心的な神様です(後にシヴァ神やヴィシヌ神に押されて、大将の座をシヴァ神の息子スカンダに譲るのですが)。
帝釈天と四天王はそのままセットで仏教に取り入れられて、仏法の守護善神とされました。
広目天は千里眼を持つとされ、仏の世界を支える山・須弥山の西を守っているとされます。
正直あまり特徴のある神様ではないと言うか…これ以上あまり広がる話しもないので、今日はここら辺で失礼します。