仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~




先週の日曜日に横浜の金沢文庫に行ってきました。


お目当ては運慶の展覧会「運慶-中世密教と鎌倉幕府」です。

仏像に興味のない方でも、運慶の名前は歴史の教科書なんかで見たことあるんじゃないでしょうか?ウンケーカイケーの運慶です。

東大寺の南大門にある仁王像を作った人ですね。



今回は


大日如来坐像 奈良・円成寺所蔵

毘沙門天立像 神奈川・浄楽寺所蔵

不動明王立像 神奈川・浄楽寺所蔵

帝釈天立像 愛知・滝山寺所蔵

厨子入大日如来坐像 栃木・光得寺所蔵

大日如来坐像 東京・真如苑所蔵

大威徳明王坐像 神奈川・光明院所蔵

の7点の仏像を見ることができました。




恥ずかしながらどの像も初見です。


もちろん本や雑誌では何度も見たことあるのですが、やっぱり生で見るのがいいですね。




なんとなく、どの像にもお腹に力強さを感じました。


腹が据わってるというか・・・。


今の日本人とはお腹の意識が違うような気がします。




あと、仕事で台座の彫刻をすることがあったので、台座にすごく注目してしまいました。


逆に本体は細かく見ようとするのですが、まだぼんやりとしか見れていない気がします。


自分でも本体を彫るようになってから、もう一度今回見た仏像を見たいですね。






仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~


金沢文庫のお隣の称名寺