今週は火曜日から三日ほど富山の工房で仕事をしていました。



仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~




あたり一面の雪景色です。
先週末のニュースで日本海側の大雪が報じられていたので不安だったのですが、

火曜日からは見事に晴れてスニーカーで三日間乗り切ることができました。



さて、仏像を彫るには彫刻刀が要ります。

職人(の卵)たるもの自分の道具は自分で作らなければなりません。



とはいえど刃自体は買うのですが・・・



柄は自分で作ります。



まず、柄の材料に彫刻刀を挿します。

仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~


そして、これを鉋(かんな)で削ります。

どんどん削ります。





仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~


そうするとこうなります。



これをひたすら繰り返します。



仏像彫刻修行の日々~林の中の象のように~


そうして、粗く形を出した状態がこちら。



このあと更に表面を薄く削りペーパーをかけた後

色を塗り、刃をつけなければなりません。

詳しい続きは次回以降に・・・。